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Fungal Inspiration : Art and Design Inspired By Wild Nature
¥8,800
植物界の華やかさとは対照的に、森の奥や湿った地面にひっそりと佇む菌類の世界に光を当てたビジュアルブック。色・形・模様・質感など、驚くほど多様で幻想的な菌類の姿を、現代アーティストやイラストレーターたちが独自の視点で表現。繊細な描写からユーモラスな造形まで、メディアを横断した作品群が、自然の奥深さと創造力の可能性を伝える。 本書は、人気シリーズ『Botanical Inspiration』『Insectile Inspiration』に続く第3弾で、自然界の見過ごされがちな美しさを再発見する構成。収録作品は、絵画・立体・グラフィック・テキスタイル・写真など多岐にわたり、アーティストの個性と菌類の魅力が融合したビジュアルが満載。自然科学とアートの交差点に立つ一冊として、教育・創作・観察のヒントにもなる。 英語、ハードカバー、全288ページ、サイズ:約19×24cm、Victionary社より2023年1月刊行。
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Botanical Inspirations: Nature in Art and Illustration
¥8,800
植物の造形美と生命力に着目した、現代アート&イラストレーションのビジュアルブック。古代から現代に至るまで、植物は芸術家たちにとって創造の源であり、科学者にとっては探究の対象でもあった。本書では、世界各地のアーティストによる植物をテーマにした作品を収録し、色彩・形態・質感・象徴性など、植物の多様な魅力を多角的に表現する。 収録作品は、絵画・立体・グラフィック・写真・テキスタイルなど多様なメディアにわたり、幻想的・科学的・民族的なアプローチが混在。Sir Joseph Banks の探検精神や Édouard Manet の日常美へのまなざしを継承するように、自然と創造性の交差点を探る構成となっている。シリーズ第1弾として、『Fungal Inspiration』『Insectile Inspiration』『Avian Inspiration』へと続く一冊。 英語、ハードカバー、全288ページ、サイズ:約18.2×24cm、Victionary社より2020年1月刊行。
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Avian Inspiration : Art and Design Inspired By Birds
¥8,800
鳥たちの造形美と象徴性に着目した、現代アート&イラストレーションのビジュアルブック。古代エジプトの聖なるファルコンやイビス、東洋絵画に描かれる鶴や燕など、鳥は芸術史において常に特別な存在であり続けてきた。本書では、世界各地のアーティストによる鳥をテーマにした作品を収録し、羽根の質感、飛翔の動き、色彩の豊かさなど、鳥類の魅力を多角的に表現する。 収録作品は、絵画・立体・グラフィック・写真・テキスタイルなど多様なメディアにわたり、幻想的・科学的・民族的なアプローチが混在。Claude Monet の「鳥のように描きたい」という言葉を引用しながら、自然と創造性の交差点を探る構成となっている。シリーズ第4弾として、『Botanical Inspiration』『Fungal Inspiration』『Insectile Inspiration』に続く一冊で、自然界の美しさを再発見する試みが貫かれている。 英語、ハードカバー、全288ページ、サイズ:約18.4×24cm、Victionary社より2025年6月刊行
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Insectile Inspiration: Insects in Art and Illustration
¥8,800
小さくも力強い昆虫たちの世界を、現代アーティストやイラストレーターの視点から描き出すビジュアルアートブック。蝶、甲虫、蜂、カマキリなど、地球の生態系に欠かせない昆虫たちの造形美を、絵画・立体・グラフィック・写真・テキスタイルなど多様なメディアで表現。繊細なディテールと幻想的な色彩が融合し、自然と創造性の交差点を体感できる構成となっている。 本書は、人気シリーズ『Botanical Inspiration』『Fungal Inspiration』に続く第3弾で、自然界の見過ごされがちな美しさを再発見する試み。収録作品は、世界各地のアーティストによるもので、民族的・科学的・幻想的なアプローチが混在し、昆虫の多様性と魅力を多角的に紹介。教育・観察・創作のヒントとしても活用可能。 英語、ハードカバー、全288ページ、サイズ:約18.2×24cm、Victionary社より2024年7月刊行。
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Stencil in Use: A Collection of Stencil Typefaces
¥11,924
大胆な印象を与えるステンシル書体に特化した、タイポグラフィ愛好家・グラフィックデザイナー必携のビジュアルリファレンス。スプレー塗装や軍用ラベルの印象を超えて、幾何学的精度と空間構成に優れたステンシルフォントの魅力を、厳選された書体見本とその実用例を通じて紹介。文字の「隙間」や「切れ目」が生み出す動的な造形が、現代的で力強い印象を与える。 本書は、人気シリーズ『Sans/Sans Serif in Use』の続編として企画され、広告・パッケージ・ポスター・空間演出など、大きなキャンバスで活躍するステンシル書体の可能性を探る構成。書体の選定背景やデザイン意図にも言及し、タイポグラフィの表現力と応用力を多角的に提示する。英語、ハードカバー、全576ページ、サイズ:約17×24cm、Victionary社より2025年4月刊行。
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Display in Use: A Collection of Display Typefaces
¥11,924
大胆で視覚的インパクトのあるディスプレイ書体に特化した、タイポグラフィ愛好家・デザイナー必携のビジュアルリファレンス。 広告・パッケージ・ポスター・ウェブ・空間演出など、大きなキャンバスで活躍するディスプレイフォントの魅力を、厳選された書体見本とその実用例を通じて紹介。繊細なディテール、遊び心ある造形、豊かなウェイト展開など、ブランドの個性を際立たせる要素が満載。 本書は、人気シリーズ『Sans/Sans Serif in Use』の続編として企画され、書体の選定背景やデザイン意図にも言及。印刷・デジタル・空間など多様なメディアにおける応用例を収録し、タイポグラフィの表現力と可能性を探る構成となっている。英語、ハードカバー、全576ページ、サイズ:約17×24cm、Victionary社より2025年4月刊行。
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Flexible Visual Systems: The Fvs Atlas
¥9,900
ブランド・アイデンティティの設計における柔軟なビジュアルシステムの可能性を探る、Martin Lorenz による最新モノグラフ。2021年刊『Flexible Visual Systems』の続編として、博士論文の研究成果をもとに、形式ベース・変形ベースのシステム設計を理論と実例の両面から解説。100名以上の国際的デザイナーによる事例と、4件の詳細なケーススタディを収録し、現代のブランド構築における多様性と適応力を提示する。 本書では、TwoPoints.Net の活動を背景に、グリッド・モジュール・変形・反復などの視覚的手法を体系化。印刷・デジタル・空間などメディア横断的な応用例を通じて、従来のロゴ中心のアイデンティティから脱却し、動的かつ持続可能なブランド表現を提案する。デザイン教育・実務・研究のいずれにも活用可能な一冊。 英語、ペーパーバック、全296ページ、サイズ:約19×25cm、Victionary社より2025年6月刊行。
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Armin Hofmann: Reduction. Ethics. Didactics.
¥11,000
スイス・スタイルのグラフィックデザインを確立した巨匠 Armin Hofmann(1920–2020)の創作活動・教育哲学・専門的倫理を包括的に紹介する決定版モノグラフ。1950年代以降、清潔感・可読性・構造的美を追求した彼のデザインは、世界中のグラフィックデザイナーに多大な影響を与え、教育者としてもイェール大学などで後進を育成した。 本書は、ホフマンの膨大な個人アーカイブをもとに編集され、ポスター・書籍・タイポグラフィ・教育資料など700点以上の図版を収録。作品解説・略歴・思想的背景を3章構成で展開し、Kenneth Hiebert、April Greiman、Wolfgang Weingart など元学生や著名デザイナーによる寄稿も掲載。リダクション(簡素化)という理念を軸に、実用性と責任感を重視した彼の姿勢が明快に語られる。 英語、ハードカバー、全280ページ、サイズ:約25×19cm、Verlag Niggli社より2024年刊行。
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Glenn Murcutt: Unbuilt Works
¥15,400
オーストラリア建築界の巨匠 Glenn Murcutt の未完プロジェクトに焦点を当てた初の作品集。アルヴァ・アアルト賞、プリツカー賞、AIAゴールドメダルなど数々の栄誉に輝く Murcutt は、「建築とは素材ではなく、場所をつくること」と語り、気候・地形・植生・光・風など自然環境との対話を重視した設計で知られる。 本書では、Murcutt の元助手である建築家 Nick Sissons が協力し、これまで公開されてこなかった10件の未完プロジェクトを、手描きスケッチ・平面図・立面図・断面図・レンダリングなど豊富な資料とともに紹介。各プロジェクトには Murcutt 本人による解説が添えられ、設計思想の変遷や空間へのアプローチが明快に語られる。完成に至らなかったからこそ見える、建築の可能性と思考の軌跡が詰まった一冊。 英語、ハードカバー、全272ページ、サイズ:約23.7×29.5cm、Thames & Hudson Australia社より2024年7月刊行。 Nick Sissons Thames & Hudson, 2024 ISBN: 9781760764531 272 pagina's, 226 illustraties, 29,5 x 23,5 cm
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Av Monographs 274: Colectivo C733 Collaborative
¥8,250
メキシコを拠点とする建築集団 Colectivo C733 の活動を特集した『AV Monographs』第274号。 「Cosmos(宇宙)」を意味する“C”と、「Logical(論理的)」「Efficient(効率的)」「Economical(経済的)」を象徴する“733”という名称に込められた理念のもと、著者性を排し、公共建築を社会的サービスとして捉える姿勢が貫かれている。 本書では、メキシコ各地で実現された16のプロジェクトを収録。自然との共生、地域社会との有機的な関係性を重視した設計は、持続可能性と社会的包摂を体現する。 最新作「ジャガー・パーク」では、カリブ海沿岸のランドスケープを舞台に、環境保全・文化活性・地域参加を融合させた大規模プロジェクトが紹介される。 スペイン語・英語併記、ペーパーバック、全112ページ、サイズ:約24×30cm、Arquitectura Viva社より2025年6月刊行。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250456-c733.mp4
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El Croquis 230: Harquitectes
¥15,400
スペイン・サバデルを拠点とする建築事務所 Harquitectes(デヴィッド・ロレンテ、ジョセップ・リカート、ハビエル・ロス、ロジェ・トゥド)による2021年〜2025年の代表作を特集した『El Croquis』第230号。 社会住宅、図書館、市民センター、文化施設、個人住宅など、地域性と素材感を重視した建築群を豊富な写真・図面・テキストで紹介。バルセロナの製薬会社 Galenicum の新オフィス、ジローナやパルマの社会住宅、テラッサの図書館、MACBA(バルセロナ現代美術館)の拡張計画など、都市と建築の関係性を再構築するプロジェクトが収録されている。 巻頭には、Cristina Díaz Moreno & Efrén García Grinda による対話、Jesús Vassallo による批評「The Bad Education」も掲載。 スペイン語・英語併記、ペーパーバック、全344ページ、サイズ:約25×34cm、El Croquis社より2025年6月刊行。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250464-elcroquis230.mp4
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Buildings for People and Plants By Workac
¥10,780
ニューヨークを拠点とする建築事務所 WORKac(アマール・アンドラオス&ダン・ウッド)による最新モノグラフ。人と植物の共生をテーマに、North Boulder Library(コロラド州)、RISD Student Success Center(ロードアイランド)、Miami Museum Garage(フロリダ州)など、都市・教育・文化施設を中心とした10のプロジェクトを収録。建築・環境・社会の関係性を再考する設計思想は、「The Bonus」「The Jolt」「The Gift」という3つの概念を軸に展開され、豊富な写真とカラフルなアクソノメトリック図面によって視覚的に紹介される。建築評論家ニコライ・ウルソフによる批評「Civics Lessons for an Uncertain Future」や、オレンジカウンティ美術館のハイディ・ザッカーマンとの対談も収録。装丁はWORKacの建築から着想を得たダイカット加工と鮮やかな見返しが特徴。英語、ハードカバー、全224ページ、サイズ:約22×28cm、Park Booksより2025年刊行。
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DEON A Workbook
¥11,880
スイス・ルツェルンを拠点とする建築事務所 DEON Architekten の設計思想とプロセスを、スケッチと図面を中心に紹介する初のモノグラフ。2000年から2025年までの19件のプロジェクトを収録し、住宅改修から大規模産業施設まで、建築の多様なスケールと用途に対応した設計アプローチを探る。炭・インク・鉛筆・マーカーなど多様な技法によるスケッチは、社内外の対話的な設計プロセスを反映し、アイデアの生成と発展を視覚的に示す。構成は「形態」「改修」「対話」「大規模構造」の4章に分かれ、建築の流動的な創造過程を丁寧に追う。図面・ビジュアライゼーション・写真も豊富に掲載され、DEON Architekten の空間構築の全貌が明らかになる。英語・ドイツ語併記、ハードカバー、全528ページ、サイズ:約23×29cm、Park Books社より2025年4月刊行
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David Chipperfield Architects: 1985–2014 / 2015–2025
¥22,000
プリツカー賞受賞建築家サー・デイヴィッド・チッパーフィールドの事務所創設40周年を記念し、約100の実現作・未実現作を2巻構成で網羅した決定版モノグラフ。 1985年から2024年までの約100プロジェクトを、実現作・未完作を問わず豊富な図版とともに収録。 ジョセフ・リクワート、バリー・バーグドル、ケネス・フランプトンらによる批評エッセイ10本や、カンディダ・ヘーファー、トーマス・シュトゥルートら著名写真家によるビジュアルも掲載。 ロンドンのJohn Morgan Studioが装丁を手がけ、建築思想と表現の両面からチッパーフィールド建築の本質に迫ります。 仕様:ペーパーバック/2巻組(計672ページ)/サイズ:約32×25cm/英語/Walther König刊/2025年刊行 Barry Bergdoll, David Chipperfield, Rik Nys Walther König, 2025 ISBN: 9783753307626
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Jean Prouvé: From Furniture to Architecture
¥41,800
ジャン・プルーヴェの家具と建築を網羅した、ローレンス&パトリック・セガン夫妻による世界最大級のプライベート・コレクションを紹介する決定版作品集。1980年代末から収集されたプロトタイプや希少な家具、建築要素、組立式住宅などを、図面・アーカイブ写真・現代の撮影画像とともに収録。「構造的アイデア」に基づくプルーヴェの美学を、住宅空間での実例やフランス・日本・イタリアでの展覧会記録を通じて体感できます。マーク・ウィグリーによるエッセイ、キャサリン・プルーヴェによる年譜・略歴も掲載。前作『A Passion for Jean Prouvé』を増補・再構成した本書は、家具と建築の境界を超えた創造の軌跡を辿る、建築・デザイン愛好家必携の一冊です。 仕様:ハードカバー/416ページ/英語・フランス語併記/サイズ:約29.7×25.2cm/Galerie Patrick Seguin 刊/2025年刊行 9782909187280
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A Passion for Jean Prouvé: From Furniture to Architecture The Laurence and Patrick Seguin Collection
¥35,200
20世紀を代表する建築家・デザイナー、ジャン・プルーヴェの家具と建築を網羅した豪華作品集。2013年にトリノのピナコテカ・ジョヴァンニ・エ・マレッラ・アニェッリ絵画館で開催された展覧会にあわせて刊行され、ローレンス&パトリック・セガン夫妻のプライベートコレクションを中心に構成。日常家具からプロトタイプ、脱着式住宅「FerEmbal House」などの建築作品まで、図面・アーカイブ写真・近年の撮影画像を交えて詳細に紹介。家具と建築の境界を超えたプルーヴェの創造性を体感できる一冊です。展示編とコレクション編の2部構成で、視覚資料も豊富。建築・デザイン愛好家、研究者にとって必携の資料集です。 仕様:ハードカバー/280ページ/サイズ:約297×251mm/英語・仏語併記/Galerie Patrick Seguin刊/2013年発行。 Jean Prouvé 9788890539411
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Architecture Connecting Living Structures
¥8,624
生物学・化学を建築に取り込む3つの先進的スタジオの実践を紹介する、ルイジアナ近代美術館による展覧会カタログ。ロンドンのecoLogicStudioは光合成を活用したカーボンニュートラル建築、フランスのAtelier LUMAは地域資源を活かしたバイオリージョナルな設計、米国のJenny Sabin Studioは生物学と数学を融合したインタラクティブな構造体を提案。本書では各スタジオの代表プロジェクトに加え、建築批評家との対話や図版を通じて、バイオデジタル・バイオリージョナル・バイオレスポンシブという3つのアプローチを横断的に紹介します。 Louisiana Museum of Modern Art, Mette Marie Kallehauge, Lærke Rydal (Eds) Louisiana Museum of Modern Art & Lars Müller Publishers, 2025 ISBN: 9783037787809 196ページ、133イラスト、21.5 x 23 cm、ハードカバー、
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Casa Mexicana
¥14,740
メキシコ建築の最前線を彩る26の住宅を、美しい写真と図面で紹介する最新モノグラフ。コンクリートや石材を用いた質感豊かな空間構成、光の取り込み方、限られた敷地を最大限に活かす設計手法など、メキシコの現代住宅建築の魅力を余すところなく収録。建築写真家エドマンド・サムナーが10年にわたり撮影した作品群は、風景と建築の関係性を鮮やかに描き出します。各住宅にはスケッチや平面図も掲載され、建築家やデザイナーにとって実務的な参考資料としても有用。寄稿者には建築家フェルナンダ・カナレスや写真家クリス・バーカードらが名を連ね、建築とライフスタイルの交差点を探る一冊です。 仕様:ハードカバー/304ページ/英語/Thames & Hudson刊/2025年6月発売
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Architectuur in Nederland / Architecture in the Netherlands 2024-2025
¥10,230
オランダ建築の最新動向を探る—業界の視点と重要プロジェクトを収録 1988年以来刊行されている『Architecture in the Netherlands』は、オランダ建築の年間レビューとして、業界関係者や愛好家に向けた情報源となっています。本号では、過去1年間の建築動向を振り返る考察や選りすぐりのプロジェクトを紹介し、建築業界の現状を多角的に分析しています。 編集チームは、Uri Gilad(Office Winhov)、Stephan Petermann(MANN and VOLUME)、Annuska Pronkhorst(Crimson Historians & Urbanists)によって構成。これまでの版では、住宅建設や既存建築の再利用といったテーマを取り上げてきましたが、2023/2024年版も、現在進行する重要な課題を扱い、建築の進化を探る内容となっています。 カラー・モノクロ図版とともに、オランダ建築の最新トレンドを分析した一冊です。 look inside https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250426-yearbook.mp4 Uri Gilad, Stephan Petermann, Annuska Pronkhorst (Eds.) Nai010 Publishers, 2025 ISBN: 9789462089099
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年鑑日本の空間デザイン2025
¥22,000
1973年の創刊以来、日本の空間デザインの最前線を記録し続けてきた本書は、今年で第52号を迎えます。2025年版では、「日本空間デザイン賞2024」(DSA・JCD主催)より164作品、「第57回日本サインデザイン賞」(SDA主催)より150作品を収録。展示、商空間、サイン、オフィスなど多様なジャンルの最新事例を一望できます。 「KUKAN OF THE YEAR」受賞作「tobe」「在る美」「馬場川通りアーバンデザインプロジェクト」や、「日本サインデザイン大賞」受賞作「株式会社古川製作所 サイン計画」など、注目プロジェクトを多数掲載。 特集では、伊東豊雄による寄稿「現代建築に美を求めたい」や、受賞者インタビュー、代表作にまつわるコラムなどを収録し、デザインの背景にある思考や未来への展望を掘り下げます。空間づくりの実例と思想を豊かに伝える、必携の一冊です。
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Alessandro Mendini: Imagination Takes Command
¥33,000
革新的なイタリアンデザインの巨匠、アレッサンドロ・メンディーニの全貌を収めた決定版モノグラフ イタリア・ミラノ生まれのアレッサンドロ・メンディーニ(1931-2019)は、鮮やかで前衛的、そして遊び心に満ちた作風で知られるデザイナー、建築家、批評家です。1960〜70年代のラディカル・デザイン運動、そしてポストモダンデザインの中心人物として活躍し、知的で感性豊かなデザインアプローチを確立しました。彼は1980年代初頭に『Domus』誌の編集長を務める傍ら、Alessi、Swarovski、Hermès、Supremeなど名だたるブランドとのコラボレーションを展開。エットーレ・ソットサスやガエターノ・ペシらとともに、イタリアンデザインの概念を刷新した存在として知られています。 本書は、メンディーニの創作活動の全容を網羅した初のモノグラフであり、未公開資料や貴重なビジュアルを多数収録。長年にわたりメンディーニと協働してきた批評家ステファノ・カッシアーニが執筆し、写真やエフェメラ(印刷物)、彼の独特で遊び心あふれるスケッチを交えながら、個人的な視点でその世界を語ります。 デザインそのものがアートピースのような仕上がりとなっており、ピンクのクロス装丁には、彼の象徴的な雑誌表紙をあしらい、裏面には代表作「Proost」チェアのスケッチを配置。さらに、波型のエッジが施されたダイカットのチャプターオープナーが各章を彩ります。 メンディーニの刺激的で幻想的なデザイン世界を堪能できる、ファン必携の一冊です。 Stefano Casciani 9781838668679 Phaidon, 2025
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Isay Weinfeld: Works
¥23,100
ブラジルの現代建築家、デザイナー、映画監督として国際的に活躍するIsay Weinfeldと Marcio Koganの建築とインテリアを包括的に紹介する一冊。 1953年生まれのワインフェルドは、クラシカル・モダニズムの力強さを保ちながら、時代の先端を行く建築で知られています。彼の設計には、生物的要素を取り入れた**「バイオフィリック・デザイン」**の思想が色濃く反映されており、自然との共生や回復力に着目した空間美が特徴です。自然と人工物の調和が絶妙に織りなされ、どの建築も心地よく、控えめながら洗練された魅力を放っています。 本書では、ニューヨーク・ハイライン沿いの「ジャルジン・ビルディング」、セグラム・ビル内「フォーシーズンズ・レストラン」の再構築、モンテカルロの「ラ・プティット・アフリク」、サンパウロの重厚な「ファサノ・ホテル」など、40年にわたる代表的なプロジェクトを掲載。 住宅や高層ビルから、ホテル、バー、書店、馬術センターに至るまで、幅広い設計に携わるワインフェルドの真の関心は「空間にいる人の感情」。居間や庭、廊下といった些細な場所でさえ、幸福や心地よさを呼び起こすことが、彼のデザインの最終的な目的です。 美と機能、自然との融合を追求し続ける現代ブラジル建築のエッセンスが詰まった作品集です。 ISBN: 9780847842728 Oscar Riera Ojeda (Ed) Rizzoli, 2025
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Arquitectura Viva 272: Liu Jiakun – Pritzker Prize 2025
¥5,390
『Arquitectura Viva 272: Liu Jiakun』は、2025年プリツカー賞を受賞した中国の建築家・劉家琨(Liu Jiakun)の静謐で詩的な建築を特集する号です。 もともと小説家志望だった彼は、物語性と空間表現を融合させる独自の建築スタイルで知られ、これまでAV誌でも断片的にしか紹介されてこなかった存在でした。本号では、彼の建築的軌跡をたどり、社会性のある6つのプロジェクトを通じて、記憶と日常が重なり合う詩的な空間体験を紹介しています。 掲載作品はいずれも、文化施設や公共空間といった市民のための建築であり、控えめながらも力強く場に語りかけるような佇まいが印象的です。彼の建築に通底するのは、素材と光、時間と物語への繊細な感受性です。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/ideahost.php?op=video&title=46408 スペイン語・英語併記、全80ページ、カラー・モノクロ図版多数掲載。
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Marina Tabassum: Architecture – My Journey
¥15,950
この作品集は、バングラデシュの建築家マリーナ・タバスムの建築活動を初めて本格的に紹介する一冊です。彼女の革新的なアプローチは、国際的に高く評価されており、政府施設から住宅プロジェクトまで幅広い作品を手がけ、数々の賞を受賞しています。 本書では、彼女が1995年から関わってきた公共・民間の建築プロジェクトを紹介。建築事務所URBANAでの初期作品や、2005年に設立した自身の事務所「Marina Tabassum Architects(MTA)」による代表作が収録されています。特に、ダッカの「独立記念博物館」や「Bait Ur Roufモスク」、移動可能なモジュール住宅「Khudi Bari」などが取り上げられています。「Khudi Bari」は、ガンジスデルタやコックスバザールのロヒンギャ難民キャンプなど、気候変動や移住問題に直面する地域で活用されています。 また、歴史・政治的背景や「場所と記憶」「光と精神性」「レンガと素材」「人とコミュニティ」といったテーマから、彼女の建築を多角的に考察。国際的な建築家や研究者による論考も収録され、タバッスムの建築哲学とその社会的意義を深く理解できる一冊です。 https://architangle.com/wp-content/uploads/browse/mta-inside.mp4 Cristina Steingräber (Ed) Architangle, 2023 ISBN: 9783966800129 288 pages, 260 illustrations, 30 x 24,5 cm, hardcover, English