-
SANAA in Sydney: The architecture of Naala Badu at the Art Gallery of New South Wales
¥17,600
『SANAA IN SYDNEY: THE ARCHITECTURE OF NAALA BADU』 SANAA(妹島和世と西沢立衛)による本書は、ニューサウスウェールズ州立美術館の新館「Naala Badu」の建築を記録した作品集である。2010年のプリツカー賞受賞建築家ユニットによる、軽やかで透明性の高い建築デザインの集大成として、10年にわたるシドニー・モダン・プロジェクトの全容を提示している。 本書は、SANAAの設計思想、建設プロセス、周辺環境との調和を詳細に記録し、Michael Brandによる論考を収録している。ガディガル語で「私たちを見る」を意味する「Naala Badu」の建築的意義と文化的背景を、豊富なビジュアルとともに解説している。 英語表記 ハードカバー 出版社:Art Gallery of New South Wales(2024年刊)
-
Archigram: The Magazine
¥37,400
Archigram: The Magazine Archigramは、Warren Chalk(1927-1988)、Peter Cook(1936-)、Dennis Crompton(1935-2025)、Ron Herron(1930-1994)、David Greene(1937-)、Michael Webb(1937-)が1961年にロンドンで結成した建築家集団です。彼らは1975年まで活動し、コミック文化、ポップアート、サイケデリック、宇宙開発競争、SF、構成主義、バックミンスター・フラーなどから着想を得て、「ウォーキング・シティ」「プラグイン・シティ」「インスタント・シティ」といった先駆的なコンセプトを提示しました。 本書は、1961年から1974年まで刊行された全9.5号を初めて公式に復刻したファクシミリ版です。原本は現在、個別の号が最低600ドルで取引される希少な出版物となっています。本版では、チラシ、ポケット、ポップアップ見開き、ポスター、折込み、電子抵抗器など、オリジナルの仕掛けや独創性がすべて忠実に再現されています。付属のリーダーズガイドには、Peter Cook、David Grahame Shane、Reyner Banhamのエッセイ、安藤忠雄、ノーマン・フォスター、Kenneth Framptonら建築界の著名人による寄稿28編、主要コンセプトの索引、未公開アーカイブ画像などが収録されています。 英語、全11冊ボックスセット、計288ページ、224点の図版、D.A.P.、2025年
-
Gerrit Rietveld: Weelde van de eenvoud / Wealth of Sobriety
¥16,500
Gerrit Rietveld: Wealth of Sobriety(再入荷) Gerrit Rietveld(1888-1964)は、オランダを代表する建築家・デザイナーです。ユネスコ世界遺産のシュレーダー邸やレッド・ブルーチェアで世界的に知られていますが、生涯で約100棟の住宅を設計し、その多くは一般にはあまり知られていません。本書は、そうした知られざる作品に光を当てた500ページ超の大型写真集です。 写真家Arjan Bronkhorst(1972年-)は、アムステルダムを拠点に建築・インテリア写真を専門としています。彼は2年間かけて65棟の住宅を訪問し、保存状態が良く、Rietveldの建築思想を最もよく体現している20棟を選び出しました。各住宅には詳細な解説が付され、設計の経緯、特徴的なデザイン、現在の様子が紹介されています。写真からは、Rietveldが追求した「簡素さの中の豊かさ」という哲学が伝わってきます。オランダ国内の作品に加え、唯一国外で設計されたアメリカ・オハイオ州の住宅も収録されており、Rietveldの全体像を知ることができる貴重な一冊です。 巻末には図面も収録されている。 オランダ語・英語、528ページ、ハードカバー、25×31cm、Lectura Cultura、2018年
-
Aalto in Detail: A Catalogue of Components
¥7,480
フィンランドの巨匠建築家アルヴァ・アアルトと、彼の妻アイノ、エリッサによる建築作品に見られる豊かなディテールを体系的に紹介する写真集。50件のアアルト建築を対象に、扉・手すり・柱・階段・天窓などの構成要素を20章に分類し、400点以上の写真で構成。各ディテールは、形式と機能の両面から綿密に設計されており、技術的な実現可能性にも配慮された設計思想が随所に表れている。 本書は、建築家・設計者にとってインスピレーションの源となるだけでなく、アアルト建築の美学と思想を深く理解するための資料としても価値が高い。巻末には、建築所在地別の索引も収録され、訪問時の参考にもなる構成。英語、ハードカバー、全432ページ、サイズ:約20×15cm、Birkhäuser社より2022年7月刊行。
-
The House of Green: Natural Homes and Biophilic Architecture
¥11,660
『The House of Green』 自然との共生を目指した建築・空間デザインを特集する『The House of Green』は、都市生活の中に自然の豊かさを取り込むためのアイデアを探る一冊。ベトナムのオフィスファームやコスタリカの版築ヴィラなど、世界各地の事例を通じて、サステナブルで心地よい住環境のあり方を提示している。 本書では、植物・光・素材・空気の流れといった要素を活かした空間構成を、豊富な写真とともに紹介。自然を単なる装飾ではなく、生活の一部として取り込む設計思想が、住宅・オフィス・公共空間など多様なスケールで展開されている。 巻頭には、自然回帰の欲求と現代建築の融合についてのエッセイを収録。「パネルは声なしでも語るべきだ」という設計者の言葉にも通じるように、空間が自律的に語りかける力を重視した内容となっている。 英語表記、ハードカバー、100ページ サイズ:約22.5 × 29 cm 出版社:Gestalten(2024年2月29日刊) ISBN:9783967041408
-
Concrete Jungle: Tropical Architecture and Its Surprising Origins
¥16,500
『Concrete Jungle: Tropical Architecture and Its Surprising Origins』 本書は、コンクリート建築と熱帯環境の融合に焦点を当てたビジュアルアーカイブ。ラテンアメリカ、アジア、アフリカなどの熱帯地域において、モダニズムの理念と自然の豊かさが交差することで生まれた独自の建築様式「トロピカル・モダニズム」を紹介している。 収録されているプロジェクトは、粗野な素材であるコンクリートが植物や光と交わることで、柔らかく詩的な空間へと変容する様子を捉えている。建築家たちは、機能性と美学の境界を越え、地域性と国際性を併せ持つ建築言語を築いてきた。 巻頭では、バウハウスや国際様式の影響を受けつつ、熱帯地域特有の気候・文化・社会的背景に根ざした設計思想が語られる。グレー(コンクリート)とグリーン(自然)が交差することで生まれる空間の多様性が、写真・図面・エッセイを通じて描かれている。 英語表記、ハードカバー、304ページ サイズ:約25 × 33.5 × 3.2 cm 出版社:Gestalten(2023年3月28日刊) ISBN:978-3967040890
-
Stillness: an Exploration of Japanese Aesthetics in Architecture and Design
¥14,300
SOLD OUT
『Stillness: An Exploration of Japanese Aesthetics in Architecture and Design』 デンマークの建築スタジオ Norm Architects による本書は、日本の美学に対する10年以上の探究と創造的コラボレーションの成果をまとめた一冊。スカンジナビアの視点から日本の空間・素材・思想を再解釈し、建築・インテリア・自然・文化の交差点にある「静けさ」の本質を探る内容となっている。 本書では、スウェーデンのレストラン「Äng」やデンマークの「Heatherhill Beach House」など、Norm Architectsのプロジェクトと日本の風景・建築・文化施設の写真を並置し、両地域のデザイン哲学の共鳴を視覚的に表現。日常に潜む美意識や、空間がもたらす感覚的体験に焦点を当てている。 また、日欧の専門家によるエッセイやインタビューも収録され、素材・光・余白・時間といった要素が空間に与える影響を多角的に考察。日本文化への敬意と、静謐な空間づくりへの情熱が詰まった一冊となっている。 英語表記、ハードカバー、304ページ サイズ:24.5 × 33 × 3.6 cm 出版社:Gestalten(2024年8月6日刊) 著者:Norm Architects ISBN:978-3967041583
-
Soft Minimal: Norm Architects: A Sensory Approach to Architecture and Design
¥17,160
SOLD OUT
『Soft Minimal』 デンマーク・コペンハーゲンを拠点とする建築スタジオ Norm Architects による初のモノグラフ『Soft Minimal』は、人間の感覚と調和を重視した空間設計の哲学を視覚的に表現した一冊。北欧の伝統、モダニズムの原則、天然素材の活用を融合させた彼らの「ソフト・ミニマリズム」は、シンプルでありながら温かみがあり、秩序と複雑さが共存する独自の美学を築いている。 本書では、スカンジナビア、イタリア、日本などで手がけた住宅・商業施設のプロジェクトを通じて、建築・インテリア・家具における彼らの設計思想を紹介。空間が「見た目の美しさ」だけでなく「身体と心に響く感覚」を生み出すことを目指す姿勢が、豊富な写真とともに詩的かつ洞察的に描かれている。 視覚だけでなく触覚・聴覚・空気感といった五感に訴えるデザインプロセスを探る内容は、建築・インテリア・プロダクトデザインに携わる読者にとって、インスピレーションと実践的な指針を与える一冊となっている。 英語表記、ハードカバー、304ページ サイズ:約24.5 × 33 cm 出版社:Gestalten(2022年刊) 著者:Norm Architects
-
The Nordic Home: Scandinavian Living, Interiors, and Design
¥15,510
『The Nordic Home: Scandinavian Living, Interiors and Design』 北欧の住まいとインテリアデザインの本質を探る『The Nordic Home』は、ミニマリズムと快適性を融合させた北欧スタイルの魅力を、豊富な事例とともに紹介するビジュアルブック。自然素材、静謐な色調、光を活かした空間構成など、北欧文化に根ざした美学が、現代の暮らしにどう応用されているかを丁寧に描いている。 本書では、フィンランドの木造リトリート、ストックホルムの家族住宅、ノルウェーの岩盤に建つコテージなど、北欧各地の住空間を取り上げ、建築・インテリア・ライフスタイルの観点からその特徴を解説。洗練された機能性と詩的な静けさが共存する空間が、写真とともに展開されている。 巻頭には、北欧デザインの歴史的背景や哲学に関するエッセイを収録。21世紀における「シンプルさ」の再定義を試みるデザイナーたちの姿勢が、理論と実践の両面から深く掘り下げられている。 英語表記、ハードカバー、256ページ サイズ:約30 × 23 cm 出版社:Gestalten(2024年刊) 編集:Robert Klanten、Masha Erman ISBN:9783967041682
-
2g 94: B+
¥9,350
『2G #94: b+ (Architecture Office)』 バルセロナ発の建築誌『2G』の第94号は、ベルギー・ブリュッセルを拠点とする建築事務所「b+」を特集。b+は、建築家Dimitri BoudryとOlivier Fourneauによって設立され、都市の文脈に寄り添いながら、繊細で力強い空間を創出する設計で注目を集めている。 本号では、住宅・集合住宅・公共施設・都市再生プロジェクトなど、彼らの代表作を通じて、素材の扱い、構造の明快さ、空間のスケール感に対する独自のアプローチを紹介。ベルギー国内外で展開されるプロジェクトを、写真・図面・エッセイとともに収録している。 巻末には、b+による自作解説に加え、批評家による論考も掲載され、彼らの建築思想と実践が多角的に読み解かれる構成。 英語・スペイン語併記、ソフトカバー、160ページ サイズ:約23 × 30 cm 出版社:Walther König/Editorial Gustavo Gili 著者:b+ architects ISBN:9783753307824
-
APOLLO Timeless
¥8,360
『APOLLO Timeless』 本書は、建築家・黒崎 敏が率いる東京の建築スタジオ「Apollo」の住宅設計哲学を体系的に紹介する初のモノグラフ。2000年の設立以来、国内外で200以上のプロジェクトを手がけてきたApolloの代表的な14の住宅を収録し、空間・素材・光・記憶といった要素を通じて「静けさ」と「品格」を宿す建築の本質に迫る内容となっている。 各住宅は、敷地の物語や施主の記憶を読み解きながら、繊細な減算によって生まれる「粘り強い贅沢さ」を体現。中庭や自然素材、ミニマルな構成を通じて、プライバシーと開放性を両立させた空間が展開されている。 巻頭では、Apolloの設計思想を定義する10のキーワードを分析し、スタジオの歴史・理念・未来への展望を包括的に紹介。豊富な写真と解説により、住宅設計を超えて「暮らしの美学」を探る一冊となっている。 英語表記、ハードカバー、296ページ サイズ:約23 × 29 cm 出版社:Frame Publishers(2024年5月15日刊) 著者:Masashi Nishihara、François-Luc Giraldeau(編)、Noor Al Qayem(編) ISBN:9789492311610"
-
Looking to Hong Kong: The Architecture of Rocco Design
¥13,200
『Looking to Hong Kong: The Architecture of Rocco Design』 本書は、香港の建築家ロッコ・イム(Rocco Yim)の40年にわたるキャリアを総括する決定版モノグラフ。香港の都市景観を形づくってきた彼の代表的な25プロジェクトを通じて、密集・垂直・接続性といった都市特性に応答する建築思想を紹介している。 収録されているプロジェクトには、香港パレスミュージアム、東九龍文化センター、iSQUARE、広東博物館などが含まれ、都市の複雑な文脈に根ざした設計手法が視覚的に展開される。ロッコ・イムは、香港で生まれ育ち、学び、設計を行ってきた経験を活かし、都市の機能性と住民の生活の質を向上させる建築を追求している。 巻頭では、スタジオの設計原則と実践を反映したプロジェクト選定の背景が語られ、香港という都市が持つ独自性と、それに応答する建築の可能性が論じられている。600点以上の図版とともに、都市と建築の関係性を深く掘り下げる内容となっている。 英語表記、ハードカバー、272ページ サイズ:約27.9 × 22.5 cm 出版社:Thames & Hudson(2025年5月22日刊) 著者:Rocco Yim ISBN:978-0500026304"
-
The Library: An Open Book ヘルツォーク&ド・ムーロン
¥11,000
『The Library: An Open Book』 本書は、イスラエル国立図書館の再構築プロジェクトを中心に、図書館という空間の文化的・哲学的意味を多角的に探る内容となっている。建築家ヘルツォーク&ド・ムロンとマン=シナールによる設計を通じて、図書館を「公共空間」「物体」「概念」「精神的存在」として再定義する試みが展開される。 収録されている図版やエッセイは、文学・芸術・写真・グラフィックノヴェラなど多様な表現を通じて、図書館という空間が持つ象徴性と社会的役割を描き出している。寄稿者には、サミュエル・アグノン、マルティン・ブーバー、エトガル・ケレット、サイモン・セバグ・モンテフィオーリ、ディヴィッド・スジックなど、イスラエルおよび国際的な文化人が名を連ねる。 巻頭では、ロスチャイルド財団(Yad Hanadiv)が30年にわたり構想したプロジェクトの背景が語られ、デジタル時代における知の場のあり方を問い直す視点が提示されている。 英語表記、ハードカバー、360ページ サイズ:約23 × 28 cm、カラー図版200点以上 出版社:Hirmer Verlag(2025年刊) 編集:Ido Bruno、Yad Hanadiv ISBN:9783777443225
-
WOHA New Forms of Sustainable Architecture
¥10,800
WOHAは、シンガポールの都市と生態系の再生の先駆者であり、東南アジアのサステナブル建築のパイオニアでもあります。1994年にウォン・ムン・サムとリチャード・ハッセルによって設立されたシンガポールで最もダイナミックな建築スタジオは、気候変動、生物多様性の損失、都市化といった課題に対処するための革新的で持続可能な設計ソリューションを提供することで知られています。
-
Cooking Up Dinner Speeches - Ise Gropius in Japan
¥7,700
Cooking Up Dinner Speeches – Ise Gropius in Japan Ise Gropius(1897-1983)は、バウハウス創設者Walter Gropiusの妻として知られる存在ですが、彼女自身も優れた観察者・記録者でした。本書は、1954年に夫Walterとともに3ヶ月にわたって日本を訪れた際のIseの旅行記を、戦後唯一の体系的な著作として初めてファクシミリで出版したものです。 Iseは鋭い洞察力とユーモアをもって、戦後復興に関する議論、講演会、東京でのバウハウス展、夜の社交パーティー、日本女性の役割、禅仏教、そして日本料理に至るまで、日本の国と人々を生き生きと描写しています。美術史家Almut Grunewaldによる詳細な注釈が付されており、1950年代の日本を訪れた西洋の知識人の視点を通じて、当時の文化交流と相互理解の様子が浮かび上がります。日本の近代建築史やバウハウスの国際的影響を考える上でも興味深い資料です。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250652-cooking.mp4 英語、152ページ、ペーパーバック、22×30cm、gta Verlag、2025年
-
Eric Owen Moss - Vespertine
¥11,000
Eric Owen Moss - Vespertine Eric Owen Moss(1943年-)は、ロサンゼルスを拠点に活動するアメリカの建築家です。南カリフォルニア建築大学(SCI-Arc)で長年教鞭をとり、カルバーシティの都市再生プロジェクトなどを通じて、実験的かつ彫刻的な建築言語を追求してきました。 本書は、Mossと革新的シェフJordan Kahnのコラボレーションにより実現した前衛的レストラン「Vespertine」の制作プロセスを詳述したものです。カリフォルニア州カルバーシティに建つこの建築は、格子状のスチールファサードから「Waffle(ワッフル)」の愛称で親しまれています。55フィートの高さを持つ塔状の建物は、うねるようなガラスと曲線的な鋼材が織りなす独特の佇まいを見せ、訪問者にマルチ感覚的な体験を提供します。来客はダイニングルーム、キッチン、パティオ、そして造園された庭園へとフロアを移動しながら食事を楽しみます。本書には写真や図面のほか、MossとKahnの対話、レストランのレシピも収録されています。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/23362-owen.mp4 英語、250ページ、ハードカバー、29×28cm、AADCU、2023年
-
Lb 33 Vincent Van Duysen: Casa M
¥7,700
『LB 33 Vincent van Duysen: Casa M』 ベルギー建築家ヴィンセント・ヴァン・デュイセン(Vincent Van Duysen)による私邸カーサM(Casa M)の詳細モノグラフ。ポルトガル・アレンテージョ地方、リスボン南部のメリデスに位置する砂色のバンカー様式住宅は、なだらかな丘陵、砂丘、コルク樫の森に偽装された彫刻的作品として、周囲の風景に完璧に溶け込む。 2019年完成のこの別荘は、乾燥した手つかずの景観の中に彫刻的に佇み、物質的で静謐な存在として、身振りとしてのみならず建築表現として機能。時代を超越した触覚的デザインを専門とするヴァン・デュイセンが3年の歳月をかけて完成させた愛の結晶として、自然と共に働く建築家の適性を証明。 プライア・ド・ペゴの絵画的な海岸線沿いに位置し、自然換気システムと太陽光を活用した環境配慮型設計を採用。感覚のための創造を追求する建築家の設計哲学を体現した住宅として、アレンテージョ海岸と景観の奥深くに設定された私的な隠れ家の全貌を、美麗な写真とともに詳細に記録した作品集。 英語、ペーパーバック、64ページ サイズ:約23 × 30 cm 出版社:A.Mag(2025年刊) ISBN:9789893628409
-
El Croquis LACATON & VASSAL
¥26,290
SOLD OUT
創業者のアンヌ・ラカトンとジャン=フィリップ・ヴァッサルが2021年にプリツカー建築賞を受賞したことを受け、パリを拠点とする建築家ラカトン&ヴァッサルを称える「El Croquis」のハードカバー再版です。 本書では、アルノルド・リブキンやファン・ヘレロスによる批評的分析や建築家へのインタビューを通じて、彼らの方法論や理想の進化に特別な配慮がなされているだけでなく、模範となるプロジェクトの幅広いセレクションが掲載されています。ナント建築学校、FRAC Nord-Pas de Calais、広州博物館、リールのLe Grand Sud Polyvalent Theater、パリ、サン・ナゼール、ミュルーズ、ボルドーの住宅プロジェクト、そしてプリツカー賞受賞後の最新プロジェクトが紹介されています。 Publisher:El Croquis ISBN:978-8-4123331-2-1
-
Never Too Small: Vol. 2: Reinventing Small Space Living
¥8,800
Never Too Small: Vol. 2: Reinventing Small Space Living Joel BeathとCamilla Janse van Vuurenは、大人気YouTubeチャンネル「Never Too Small」を運営し、小規模住宅のデザインを世界中に紹介してきました。本書は好評を博した第1巻に続く第2巻で、世界各地から厳選された30の優れた小規模住宅を取り上げています。 本書は5つのスモールフットプリント・デザイン原則を軸に構成され、各住宅について美しい写真、詳細な平面図、そしてわかりやすい建築解説を提供しています。受賞歴のある建築家やデザイナーの仕事を紹介することで、持続可能性とスタイル、快適さと手頃な価格が共存できる住宅の未来像を示しています。より良い暮らしは必ずしもより大きな空間を必要としないという考え方のもと、限られた面積を最大限に活用するデザインの可能性を探ります。都市部での住宅難や環境への配慮が求められる現代において、小規模住宅デザインの新たな可能性を提示する一冊です。 英語、304ページ、ハードカバー、21×25cm、Smith Street Books、2024年
-
AMAG 40 GO HASEGAWA(予約)
¥10,230
『AMAG 40 Go Hasegawa』 ポルトガルの建築出版社AMAG PUBLISHERによる国際建築技術誌の第40号。1977年生まれの日本人建築家・長谷川豪の厳選された15のプロジェクトを収録したモノグラフ。 2005年の事務所設立以来、日本の一戸建て住宅から始まり着実に活動領域を広げてきた長谷川の成長軌跡を追う。ロサンゼルスの建築事務所ジョンストン・マークリーによる序文では、長谷川の建築を「野球の1番打者」に例え、その着実なペース配分と歴史への敬意を評価。 屋根形状、柱、バルコニー、空間構成といった建築言語への深い理解から生まれる作品群は、都市の成長と歩調を合わせながら新たな文脈を創造している。空間・文化・詩的次元への洞察を提供する重要な一冊。 ISBN:9789893628416(推定) 英語・ポルトガル語併記、2025年9月刊行予定 AMAG PUBLISHER サンプルページ https://issuu.com/a.mag/docs/amag_40_go_hasegawa_online_sample_preview?fr=sY2I0YjgzNTUxMzg
-
Esch Sintzel Architekten Bauten und Projekte
¥15,400
『Esch Sintzel Architekten: Buildings and Projects』 現代スイス建築界における最も影響力ある設計事務所の一つ、エッシュ・シンツェル・アーキテクテン(Esch Sintzel Architekten)の全作品を網羅した初の包括的モノグラフ。編者マルティン・チャンツ(Martin Tschanz)の監修のもと、2008年にチューリッヒで設立された同事務所の受賞歴豊富な設計作品群を、図面、写真、テキストを通じて詳細に紹介している。 同事務所の作品は住宅プロジェクトを中心とし、インフラストラクチャー、学校、マーケットホールなど多様な建築タイプを手がけている。その設計哲学は「場所の創造」を核とし、空間を体験的で意味に満ちた時間と結びついたものとして捉える独自のアプローチを展開。利用可能な資源の慎重な活用、既存建造物への深い敬意、そして構造的手法の巧みな運用により、技術的要求を表現豊かで美しいデザインへと昇華させる点に特色がある。 本書では実現されたすべての作品と厳選されたプロジェクトを取り上げ、詳細な平面図、建設ディテールの図面、建築材料に関する情報を豊富に収録。個々の住宅や集合住宅から都市全体にまで恩恵をもたらす、困難な状況から生まれる特有の解決策と品質を丁寧に解説している。 英語・ドイツ語併記、ペーパーバック、428ページ サイズ:約19.0 × 25.0 cm カラー図版336点、モノクロ図版144点収録 出版社:Park Books(2025年3月刊) 編者:Martin Tschanz ISBN:9783038603917
-
Drawing Codes: Experimental Protocols of Architectural Representation
¥10,780
『Drawing Codes: Experimental Protocols of Architectural Representation』 建築表現における「図面」の役割を再定義する書籍。アナログからコンピュテーショナル(計算的)な設計手法へと移行する中で、図面は単なる設計補助ではなく、設計そのものを構成する「プロトコル=手順」として再評価されている。本書では、96点の実験的図面と5本の批評的エッセイを通じて、ルール・制約・コードが建築表現に与える影響を探る。 各図面は、共通のコンセプトに基づいて制作され、サイズ・形式を統一することで、設計者ごとの思考の違いが際立つ構成。デジタルシミュレーション、機械学習、ロボティック・プロダクションなどの技術を用いた作品もあれば、歴史的分析や政治的テーマに触れるものもあり、表現手法の多様性が際立つ。 建築家、教育者、学生、デザインテクノロジー分野の研究者に向けて、図面というメディアの創造性と批評性を再発見する一冊。 https://issuu.com/oro_editions/docs/drawing_codes_look 英語表記、ハードカバー、296ページ サイズ:約28 × 21 × 3.3 cm(11.3 × 8.3 × 1.3インチ) 出版社:Applied Research & Design(2024年10月刊) 著者:Andrew Kudless、Adam Marcus ISBN:9781957183398
-
El Croquis 231: SelgasCano (2014–2025) Loose Parts Play
¥15,400
『El Croquis 231: SelgasCano (2014–2025) – Loose Parts Play』 スペインの建築家ユニット、SelgasCanoセレガスカーノ(ホセ・セルガス & ルシア・カーノ)が2014年から2025年にかけて手掛けたプロジェクトをまとめた『El Croquis』第231号。鮮やかな色彩、有機的なフォルム、軽快な素材使い、そして自然環境との関わりを重視する彼らのデザインが、全360ページにわたり詳細に記録されている。 副題「Loose Parts Play」は、自由に組み替え可能な要素から構成される建築観を表すもの。建築を完成された静的な対象ではなく、変化を続けるプロセスや遊びの場と捉える姿勢が反映されており、利用者の創造性を引き出すアプローチが随所に示されている。 本号には、主要作品の写真・図面・解説のほか、設計思想を掘り下げるエッセイやインタビューも収録。SelgasCanoの建築を多面的に理解するための重要な資料となっている。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250686-selgascano.mp4 英語・スペイン語併記、ペーパーバック、360ページ 出版社:El Croquis(2025年9月刊) ISBN:9788412823462
-
Concrete, Mon Amour : The Raw Imprint of Modernism
¥16,500
『Concrete, Mon Amour: The Raw Imprint of Modernism』 コンクリート建築の荒々しくも詩的な表情に焦点を当てた写真集。建築写真家ステファノ・ペレゴが、20世紀中盤のモダニズム建築に刻まれた時間と使用の痕跡を捉え、素材としてのコンクリートが持つ「生の記憶」を視覚的に探求している。型枠の跡、欠けた角、補修の痕、光が撫でるリブやアーチなど、建築が単なる構造物ではなく「使われた記録」として存在することを示している。 本書は、ブルータリズムや戦後建築に関心のある読者に向けて、建築の素材性・時間性・人間性を再考する視点を提供。大胆なキャンティレバーや階段塔など、象徴的な構造も多数収録されており、建築を「保存された遺産」ではなく「生きた風景」として捉えるアプローチが貫かれている。 英語表記、ハードカバー、224ページ サイズ:約29 cm(高さ) 出版社:gestalten(2025年8月刊) 編集:Stefano Perego、François-Luc Giraldeau、Robert Klanten ISBN:9783967042016