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Walter Gropius : Buildings and Projects
¥16,500
ヴァルター・グロピウスの建築活動を総合的にまとめたモノグラフ。バウハウス創設者として知られるグロピウスの実現作品74件を中心に、初期の住宅から後年の大規模プロジェクトまでを網羅的に収録しています。 著者カルステン・クローンは、未発表に近かった初期作品も含めて再検証し、図面の再作図や新規写真によってその実像を提示。さらに未完プロジェクトについても取り上げ、設計思想の展開を多角的に読み解きます。 表現主義的段階から幾何学的抽象へと至る過程や、アメリカでの「ザ・アーキテクツ・コラボラティブ」における協働の実践など、20世紀建築におけるグロピウスの位置づけを整理した一冊です。 Carsten Krohn Birkhaüser, 2019 ISBN: 9783035617283 208 pages, 50 illustrations, 33 x 24 cm, hardcover, English
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Donald Judd : Architecture in Marfa, Texas
¥12,100
SOLD OUT
アメリカのミニマル・アートを代表する作家ドナルド・ジャッドの建築的実践に焦点を当てた一冊。彫刻家として知られるジャッドが取り組んだ建築、家具、ランドスケープの統合的な思考を、テキサス州マーファでのプロジェクトを中心に紹介します。 舞台となるのは、旧軍事基地フォートD.R.ラッセルを含む広大な敷地。ジャッドはこの場所を取得し、複数の建物群を段階的に改修・再構成することで、アートと建築が連続する環境を形成しました。本書では、アーティラリー・シェッドやチナティ関連施設など、主要な建築群を図面とともに詳細に記録しています。 また、ニューヨークのスタジオ兼住居からマーファに至る活動の流れをたどりながら、作品空間としての建築のあり方を検証。増補版では新たな建物群とエピローグを加え、ジャッドの建築を現代的視点から再考する内容となっています。 Urs Peter Flückiger Birkhaüser, 2021 (2nd expanded edition) ISBN: 9783035621617 208 pages, 60 color illustrations & 20 b/w, hardcover, English
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River Space Design: Planning Strategies, Methods and Projects for Urban Rivers
¥18,700
都市河川の再編とデザイン戦略を体系的に整理した実務的リファレンス。治水、オープンスペース計画、生態系保全といった複合的要件が交差する河川空間を対象に、設計・計画の手法を具体的に提示します。 長期にわたる研究をもとに、世界各地の60以上の事例を比較分析し、デザインのプロセスや空間構成、技術的対応を分類。多様な条件下で適用可能な戦略とツールをカタログ化しています。 増補第3版では、中国、イタリア、ニュージーランド、オランダ、ドイツ、スイスの新規事例を追加。都市における水辺空間の再生と活用をめぐる設計アプローチを、横断的に把握できる内容となっています。 Third and Enlarged Edition Martin Prominski, Antje Stokman, Daniel Stimberg, Hinnerk Voermanek, Susanne Zeller, Katarina Bajc Birkhaüser, 2023
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The Other Rome: Building the Modern Metropolis 1870-1960
¥15,400
「永遠の都」として知られるローマの、歴史的中心部の外側に広がる近代都市の形成に焦点を当てた一冊。1870年のイタリア統一以降から1960年頃までの都市拡張を軸に、近代ローマのもう一つの姿を読み解きます。 人口増加と都市の外延化に伴い生まれた住宅地や学校、公共建築を取り上げ、伝統的な建築言語と近代的な計画思想の融合を検証。古代から続く都市構造の上に、新たな都市層がどのように重なっていったのかを具体的に示します。 写真や図面による地区ごとの紹介に加え、イタリア・ネオレアリズモ映画のロケ地をめぐる視点も収録。近代ローマの都市像を多角的に捉える資料として構成されています。 Jean-François Lejeune (Ed) Birkhauser, 2025 ISBN: 9783035625363 368 pages, 200 illustrations in color & 150 b/w, 28 x 22 cm, hardcover, English
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Hans and Wassili Luckhardt : Buildings and Projects
¥17,600
ドイツの建築家兄弟、ハンス・ルックハルトとワシリ・ルックハルトの活動を総覧するモノグラフ。第一次世界大戦直後のドイツにおいて、ブルーノ・タウトを中心に結成された書簡交換グループ「グラス・チェーン(Gläserne Kette/ガラスの鎖)」やリングといった前衛的ネットワークに関わり、1920年代モダニズム建築の形成に寄与した彼らの業績を再評価する。 本書では、ベルリンのアレクサンダー広場計画案をはじめとする約40のプロジェクトを収録。初期のユートピア的な表現主義から、後年の合理的かつ構成的な設計への移行を、具体的な作品を通してたどる。 未完計画や理想的提案を扱う論考に加え、新規撮影写真や再作図された図面を豊富に掲載。これまで十分に検証されてこなかったルックハルト兄弟の建築を、体系的に把握できる一冊となっている。 Carsten Krohn, Michele Stavagna Birkhäuser, 2024 ISBN:9783035627213 160 pages, 120 illustrations, 33 × 24 cm, hardcover, English
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Modernism in Africa The Architecture of Angola, Ghana, Mozambique, Nigeria, Rwanda, South Africa, Sudan, Tanzania, Uganda
¥16,800
アフリカ各地におけるモダニズム建築を横断的に紹介する資料集。DOCOMOMO Internationalの編集により、アンゴラ、ガーナ、モザンビーク、ナイジェリア、ルワンダ、南アフリカ、スーダン、タンザニア、ウガンダの8カ国を対象に、20世紀の建築動向を整理しています。 アール・デコやインターナショナル・スタイル、ブルータリズムといった潮流が、地域固有の気候や文化、在来建築の影響と交差しながら展開された点が特徴。多くのプロジェクトで教育施設が重要な役割を担い、独立期の社会的背景とも深く結びついています。 60以上の建築を新規図面と写真で記録し、保存・再生の課題にも言及。地域性とモダニズムの関係を再考するための基礎資料として構成されています。 Docomomo International (Ed) Birkhauser, 2024 https://issuu.com/birkhauser.ch/docs/978-3-0356-2833-3_modernisminafrica_lookinside
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Le Corbusier's Ahmedabad Millowners' Association Building : Between The Beautiful and The Sublime
¥13,200
SOLD OUT
ル・コルビュジエが1954年に手がけたアーメダバード繊維業者協会会館に焦点を当てた研究書。これまで比較的取り上げられる機会の少なかった同建築を、理論と実作の関係から再検証します。 本書では、『建築をめざして』に代表される思想との関連を踏まえつつ、建築的プロムナードやブリーズ・ソレイユといった特徴的要素を分析。また、ポール・ヴァレリーやジョン・ラスキンの思想が設計に与えた影響についても言及しています。 豊富な写真に加え、新たに作成された図面や模型を通して設計プロセスを可視化。後年の作品へとつながる転換点として、本建築の位置づけを明らかにする内容となっています。Mehrdad Hadighi Birkhaüser, 2025 ISBN: 9783035628692 184 pages, 70 color illustrations & 20 b/w, 35 lline drawings, hardcover, English
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Brick Buildings S, M, L
¥16,500
レンガ建築の多様な可能性を、実作事例とディテールから検証する実務的資料集。世界各地で広く用いられてきたレンガは、地域ごとの土質による色や質感の違い、寸法や積み方のバリエーションによって、柔軟な設計対応を可能にする素材として位置づけられています。 本書では、住宅から美術館、学校、文化施設、高層集合住宅まで、規模の異なる30の建築を収録。豊富な写真とともに、構法やディテールを詳細に解説し、用途やスケールに応じた設計手法を具体的に示します。 解体・再利用のしやすさやエネルギー効率といった観点から、現代における持続可能な建材としての側面にも着目。伝統的素材でありながら、現在の建築においても有効な選択肢であることを示す内容となっています。Sandra Hofmeister Edition Detail, 2023 ISBN: 9783955535995 352 pages, illustrated, 29 x 22 cm, paperback, English
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Natural Building Materials S M L
¥16,500
自然素材を用いた建築の可能性を、具体的な事例と構法から体系的に示す一冊。木造に加え、土、藁、コルク、竹といった多様な素材に注目し、それぞれの特性と応用方法を整理しています。 本書では、規模の異なる30のプロジェクトを通して、エネルギー効率や再利用性に配慮した設計手法を提示。各事例では、材料の選択から施工ディテールまでが丁寧に解説され、自然素材を活かした建築の実践例を具体的に把握することができます。 持続可能な建築が求められる現代において、環境負荷の低減と設計の自由度を両立させるためのアプローチを、多角的に示した内容となっています。 ISBN: 9783955536244 Sandra Hofmeister (Ed) Edition Detail, 2024 352 pages, color illustrations and plans, 29 x 22 cm, hardcover, German/English
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Holzbauten S, M, L / Timber Buildings S, M, L VOL.2
¥16,500
木造建築の設計および施工の多様な可能性を、規模や用途の異なる30の事例を通して紹介する一冊。小規模な別荘や住宅、学校建築から、オフィスビル、工場、文化・レジャー施設まで幅広い建築が収録されている。 無垢材構造、モジュール工法、フレーム構造、スケルトン構造、ハイブリッド構造など、さまざまな構法を図面やディテール図とともに解説。各プロジェクトは設計から施工に至るまでの具体的なアプローチを示し、木材を用いた建築の技術的および環境的な側面を概観できる内容となっている。 ISBN: 9783955536640 Sandra Hofmeister (Ed.) Edition Detail, 2025 360 pages, illustrations in color & v/w, 29 x 22 cm, hardcover, German/English
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Tall Wood Buildings : Design, Construction and Performance Third and Expanded Edition
¥16,500
中高層木造建築の設計・施工・性能を扱う実務的な解説書の増補第3版。近年、ロンドン、ストックホルム、バンクーバー、メルボルンなど各都市で進められている木造高層建築の動向を背景に、その技術的発展と実例を整理している。 本書では、パネル構法、フレーム構法、ハイブリッド構法といった主要な構造形式を解説するとともに、国際的な17の事例を詳細な図面とともに紹介。さらに本版では、新たに将来展望の章と複数の最新プロジェクト(アムステルダムの「Haut」、ベルリンの「EDGE Südkreuz」、スウェーデンの「Sara Cultural Centre」など)を追加し、木造建築の技術的可能性と都市への適用範囲を示している。 birkhauser Copyright: 2025 Pages: 264 Language: English 28 × 22 cm 120 b/w ill., 250 col. ill. Hardcover Publication: 8 Sept 2025 ISBN 978-3-0356-2832-6
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The Houses of Guadalajara : Ghosts of Modernity / Ghosts of The Past
¥12,650
メキシコ・グアダラハラにおける20世紀建築の展開を、二つの世代の動向を軸に検討した一冊。1920〜30年代と1980〜90年代に活動した建築家たちの実践を取り上げ、それぞれの時代における地域性と近代性の関係を読み解く。 前者の世代には、ルイス・バラガンを含む「Escuela Tapatía(タパティア学派)」と呼ばれる建築家グループがあり、地域のヴァナキュラー建築を抽象化・再構成する手法を展開した。後者の世代はその思想を再解釈し、約半世紀後の建築言語として発展させている。 本書は、選定されたプロジェクトと批評的テキストを通じて、これら二つの世代の連続性と差異を示し、グアダラハラにおける近代建築の系譜を整理している。
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Architecture is a Tool to Improve Lives : Anna Heringer's Buildings Photographed By Iwan Baan
¥14,410
ドイツの建築家アンナ・ヘリンガーの建築作品を、写真家イワン・バーンの撮影によって紹介する作品集。バングラデシュにおけるプロジェクトを中心に、ヨーロッパでの近作も含めて収録されている。 本書では、「METIスクール」や「DESIセンター」、幼稚園施設などの建築に加え、女性の自立支援を目的としたテキスタイルプロジェクト「Dipdii Textiles」にも触れている。写真は、建築そのものだけでなく、そこで営まれる生活や人々の関係性にも焦点を当てている。 既刊『Form Follows Love』に関連するフォトブックとして位置づけられ、未発表を含む写真群とともに、建築と社会的実践の関係を記録した内容となっている。
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BIG Atlas Bjarke Ingels Group
¥17,600
デンマークの建築集団BIG – Bjarke Ingels Groupの完成作品に焦点を当てた初の包括的モノグラフ。20年以上にわたる活動の中で実現された50以上のプロジェクトを通して、その設計手法と展開を体系的に紹介します。 エネルギープラントにスキー場を組み合わせた施設や、ブロック状の構成を持つ博物館、コペンハーゲンの本社など、多様なスケールと用途の建築を収録。大胆な形態と実用性を両立させるアプローチや、人間中心の設計思想が各プロジェクトに共通して見られます。 600点以上の写真、図面、ドローイングを掲載し、建築、インテリア、ランドスケープ、エンジニアリング、都市計画、プロダクトデザインにまたがる統合的な実践を提示。多分野を横断する設計プロセスと、その成果としての建築を総覧できる内容となっています。
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Tom Kundig: Complete Houses
¥22,000
トム・クンディグの住宅作品を網羅的に収録したモノグラフ。約40年にわたる設計活動を通じて手がけられた住宅プロジェクト462件を収録し、そのうち38件については詳細に紹介している。 岩場に組み込まれた住宅や、可動式の壁や屋根を備えた建築など、周辺環境との関係性を重視した設計が特徴とされる。本書では、写真、手描きスケッチ、図面に加え、建築家本人へのインタビューを通して各プロジェクトの背景を示している。 全600ページ・約970点の図版を収録し、住宅建築における設計手法や思考プロセスを包括的にまとめた内容となっている。 Publisher: Monacelli Press ISBN: 9781580937047 Number of pages: 600 Dimensions: 279 x 216 mm Weight: 2800 g Language: English
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Archigram: The Magazine
¥37,400
1960〜70年代に活動した前衛建築集団アーキグラムの活動を総覧する復刻セット。ピーター・クックやロン・ヘロンら6名によって創刊された同名雑誌『Archigram』の全号を、ファクシミリとして収録しています。 コミックやポップ・アート、SF、宇宙開発など当時の文化的潮流を背景に、「ウォーキング・シティ」「プラグイン・シティ」といった先鋭的な都市像を提示し、建築の概念を拡張した点が特徴です。誌面はローファイで実験的な構成を持ちながら、視覚的表現の革新性によって国際的な前衛運動とも接続しました。 本書では、1961年創刊号から最終号までの全10号に加え、ポスターや折込、立体的な仕掛けなども忠実に再現。関連エッセイや資料とともに、アーキグラムの思想とその影響を多角的に捉えることができる内容となっています。建築・デザインにおける出版文化の一断面を示す資料集としても位置づけられます。 ISBN: 9781933045856 11 softcovers in a box 288 pages in total 318 x 381 mm (box) color, black and white 2025
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El Croquis 232: Smiljan Radić , 2019-2025 With No Apparent Order
¥18,700
『El Croquis 232: Smiljan Radic』 チリの建築家スミルハン・ラディックの活動に焦点を当て、その独創的な造形アプローチと素材感覚を体系的に紹介する特集号です。自然物の形態、仮設性、透明性、質量感といった要素を建築に取り込み、詩的で実験的な空間を生み出すラディックの思考を、多数のプロジェクトを通して視覚的に示しています。図面、模型、施工プロセス、完成写真を組み合わせ、建築が成立する過程を立体的に理解できる構成です。 本書では、住宅、パビリオン、文化施設、ランドスケープ的建築など多様な作品を取り上げ、素材の扱い方、構造の考え方、空間の抽象性といった特徴をテーマ別に整理しています。石、木、ガラス、FRPなど異なる素材の質感を活かしながら、環境との関係性を探るラディックのアプローチを読み解く内容です。また、インタビューやエッセイを通じて、建築観や制作思想を多角的に捉えられる構成となっています。 出版社:El Croquis 刊行年月:2025年 ISBN:9788412823479 角 小イタミあり
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Carlo Scarpa: The Message of the Structure
¥11,000
イタリアの建築家カルロ・スカルパの作品における「構造の意味」を読み解く研究書。素材と構造、そして空間表現の関係に着目し、スカルパ建築の特徴を詳細に分析します。 著者ブルーノ・ペルソンは、スカルパが構造体を単なる支持要素としてではなく、造形的・詩的な表現として扱っていた点に注目。素材の選択や接合部のディテール、視線の誘導といった要素を通して、建築に内在する「メッセージ」を検証します。 カノーヴァ・ジプソテーカやカステルヴェッキオ美術館など主要作品を取り上げ、図版とともに具体的に解説。構造と意匠が一体となった設計手法を、精緻なディテールの分析から明らかにする内容となっています。 CONTENTS CANOVA'S GYPSOTHECA Carlo Scarpa 1955-1957 THE CASTELVECCHIO MUSEUM Carlo Scarpa 1957-1964, 1966-1967, 1973-1975 APARTMENT BLOCK, CONTRÀ DEL QUARTIERE, VICENZA Carlo Scarpa 1975-1978 BANCA POPOLARE DI VERONA Carlo Scarpa 1973-1981 Author Bruno Person Binding Hardcover Size29 x 24 cm Pages 232 Illustrations 460 Language English Year 2025 ISBN 9788836656691
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Jointing Things On Fritz Haller (2 Vols.)
¥22,000
スイスの建築家フリッツ・ハラーの思想と実践を、人工知能と建築の交差点から再解釈する2巻構成の書籍です。モジュール建築やUSMハラーシステムで知られるハラーの業績を、現代のテクノロジー環境における建築の可能性とともに検証する構成になっています。建築、デザイン、情報科学の分野を横断する理論的・実践的資料として位置づけられています。 本書は「Vol. One: JOINTING ... things」「Vol. Two: jointing ... THINGS」の2巻から成り、前者ではインターネット・オブ・シングス(IoT)と人工知能によって再定義される建築の概念を探求し、後者ではハラーの6つの代表的プロジェクトを2020年代の視点から再評価しています。図面、写真、スケッチ、理論的エッセイを通じて、構造、拡張性、システム思考といったハラーの設計哲学を多角的に紹介しています。また、仮想的な対話形式を用いて、未来の建築に関する思索を展開しています。 出版社:Birkhäuser(Applied Virtuality Book Series, Vol. 24) 刊行年月:2026年2月 ISBN:9783035629552 編集:Ludger Hovestadt, Riccardo Villa, Vera Bühlmann 判型・頁数:ハードカバー、リング製本 752ページ(2巻セット)
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Cultivated Landscape: The Architecture of 3RW
¥12,210
『Cultivated Landscapes - Learning From the Landscape by 3RW』 ノルウェー・ベルゲンを拠点とする建築事務所 3RW arkitekter(https://3rw.no/)の活動を、「場所を読む」ための社会文化的なサイト分析(住民の経験、記憶、価値観、感情まで含めて捉える方法)を軸にまとめた一冊です。場所を物理要素だけでなく、人びとの感じ方や語りの集積として扱い、計画や建築の参加型プロセスにもつながる考え方を示します。 こうした分析は、地域に関わる人びとの多様な理解や利害、違い、希望、ニーズを整理する助けになり、プロジェクトの「社会的なサステナビリティ」を支える視点として位置づけられます。本書は、そのために何を見て、どう言語化していくのかを、3RWの実践を通してたどれる内容です。 出版社:Arvinius + Orfeus Publishing ISBN:9789190045039 ペーパーバック版 ページ数 672 p. 言語 ENG 9789190045039 Tomas Lauri, 3RW Architects, Gaute Brochmann Arvinius+Orfeus Publishing, 2025
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American Modern : Architecture; Community; Columbus, Indiana
¥17,600
本書は、アメリカ有数のモダニズム建築都市として知られるインディアナ州コロンバスを、本格的に掘り下げた決定版的な一冊です。エーロ・サーリネン、I.M.ペイといった20世紀建築の巨匠から、Deborah Berke、IwamotoScott ら現代の実践者まで、多世代にわたる建築家たちの仕事を通して、この都市がいかにして建築とコミュニティ形成を結びつけてきたかを描いています。 中心となるのは、実業家 J. Irwin Miller と地域のリーダーたちが推し進めた、大胆な建築とランドスケープによって理想的なアメリカ都市を育てようとする長期的な試みです。コロンバスを単なる“建築の名所”としてではなく、市民社会・産業・都市文化が交差する実験場として読み解き、設計の力が地域社会の質をどう高めうるかを示しています。コロンバス出身の著者 Matt Shaw による詳細なリサーチと、Iwan Baan の写真によって、都市の日常と建築の関係が厚みをもって提示されています。 また本書は、Landmark Columbus Foundation と連携して刊行されており、保存活動や展覧会プログラム「Exhibit Columbus」にもつながる視点から、コロンバスの建築遺産を現代的に位置づけています。都市史、建築史、地域文化の三層を横断しながら、アメリカン・モダニズムの一つの理想像を示す内容となっています。 英語表記、ペーパーバック、472ページ サイズ:約29.5 × 21.6 cm 出版社:The Monacelli Press 刊行日:2024年7月17日 著者:Matt Shaw 写真:Iwan Baan ISBN:978-1580936125
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The Brutalists: Brutalism's Best Architects
¥14,630
本書は、ブルータリズム建築を形づくった建築家たちを主役に据え、その全体像をかつてない規模で整理した決定版的なリファレンスです。賛否が激しく分かれる建築様式でありながら、世界でもっとも強烈で記憶に残る建築群を生み出してきたブルータリズムを、様式論ではなく「誰がそれを生み出したのか」という視点から掘り下げているのが大きな特徴です。 内容は、歴史的建築家から現代の実践者まで250人以上の建築家をアルファベット順に収録し、それぞれの代表作を通して運動の広がりを示す構成です。ル・コルビュジエ、マルセル・ブロイヤー、ルイス・カーン、ポール・ルドルフ、モシェ・サフディ、オスカー・ニーマイヤー、リナ・ボ・バルディなどの国際的な巨匠に加え、これまで十分に顧みられてこなかった建築家たちも取り上げ、ブルータリズムをグローバルな建築運動として再定義しています。 さらに、200を超える代表的なブルータリスト建築と、1936年から現在に至る作品群を紹介する350点の図版が収録されており、視覚資料としても非常に充実しています。建築家ごとの索引的な使いやすさと、運動全体を俯瞰する読み物としての厚みを兼ね備えており、ブルータリズムの多様性、創造性、そしてその野心を総覧できる一冊となっています。著者の Owen Hopkins は建築ライター/キュレーターとして知られ、建築史と現代建築の両方に通じた視点から本書をまとめています。 英語表記、ハードカバー、368ページ サイズ:約29.0 × 20.5 cm 出版社:Phaidon Press 刊行日:2023年3月8日 著者:Owen Hopkins ISBN:978-1838665630
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KA ME RA: Modern Japanese Architecture through the Photographer's Lens
¥19,800
本書は、戦後日本建築をめぐる視覚文化を読み解く、二部構成のユニークな作品集です。前半では、思わず目を奪われる日本の近現代建築を豊富な図版で紹介し、後半では、それらの写真がどのように制作され、いかなる視点や意図を帯びてきたのかを掘り下げます。単なる建築写真集ではなく、建築イメージそのものの成立条件を問う批評的な書物として構成されている点が大きな魅力です。 取り上げられるのは、渡辺義雄、平山忠治、川澄明男、村井修、二川幸夫、大橋富夫、高井潔、山田脩二、藤塚光政という9名の建築写真家です。彼らは、日本各地の戦後建築を撮影し、そのイメージを国内外へ流通させることで、日本建築の見え方そのものを形づくってきました。本書は、読者がそれぞれの写真家の視線とレンズを通して建築を“旅する”ように体験できるよう編集されており、日本建築の国際的受容を支えてきた視覚的基盤に光を当てています。 著者のアリ・セリグマンは、建築の記録が本当に中立たりうるのかという問いを軸に、戦後日本における建築写真の展開を検証しています。建築写真を、建築家や雑誌のための商業的イメージにも、純粋な歴史記録にも還元せず、イメージを通した世界認識の普遍性と文化的固有性の双方を考えるための媒体として位置づけているのが本書の核心です。写真集、評伝集、そして建築写真史としての性格を併せ持つ、きわめて意欲的な一冊です。 英語表記、ハードカバー、304ページ サイズ:約24.0 × 30.5 cm 出版社:Thames & Hudson 刊行日:2026年3月31日 著者:Ari Seligmann 図版:300点(うち250点カラー) ISBN:978-0500028100
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2g #95 Baukunst
¥8,580
『2G #95: Baukunst』 本号は、ブリュッセルを拠点とする建築実践Baukunst(2012年設立)を特集。名称に含まれる「bau(建てる)」と「kunst(芸術)」が示すとおり、アートとテクノロジー、建設と発明(inventing)を横断する実践として位置づけている。プロジェクトは高い抽象度を保った理論的提案として扱われ、時間をおいて反復的に検証される対象として説明される。 掲載内容は作品集の網羅的アーカイブではなく、「リサーチ・アトラス」として編集され、建築図面、敷地写真、模型、デジタル画像のモンタージュによって、複数プロジェクトに横断的に潜在するアイデアの生成・テストの痕跡を読ませる構成とされる。編集はMoisés Puente、寄稿はGiovanna Borasi/Seng Kuan/Carlo Menon。判型や図版点数(カラー/モノクロ)などの物理情報も明示されている。 出版社:Walther König, Köln 刊行年:2026年(Pub Date: 4/7/2026) ISBN:9783753309101