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年鑑日本の空間デザイン2025
¥22,000
1973年の創刊以来、日本の空間デザインの最前線を記録し続けてきた本書は、今年で第52号を迎えます。2025年版では、「日本空間デザイン賞2024」(DSA・JCD主催)より164作品、「第57回日本サインデザイン賞」(SDA主催)より150作品を収録。展示、商空間、サイン、オフィスなど多様なジャンルの最新事例を一望できます。 「KUKAN OF THE YEAR」受賞作「tobe」「在る美」「馬場川通りアーバンデザインプロジェクト」や、「日本サインデザイン大賞」受賞作「株式会社古川製作所 サイン計画」など、注目プロジェクトを多数掲載。 特集では、伊東豊雄による寄稿「現代建築に美を求めたい」や、受賞者インタビュー、代表作にまつわるコラムなどを収録し、デザインの背景にある思考や未来への展望を掘り下げます。空間づくりの実例と思想を豊かに伝える、必携の一冊です。
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Alessandro Mendini: Imagination Takes Command
¥33,000
革新的なイタリアンデザインの巨匠、アレッサンドロ・メンディーニの全貌を収めた決定版モノグラフ イタリア・ミラノ生まれのアレッサンドロ・メンディーニ(1931-2019)は、鮮やかで前衛的、そして遊び心に満ちた作風で知られるデザイナー、建築家、批評家です。1960〜70年代のラディカル・デザイン運動、そしてポストモダンデザインの中心人物として活躍し、知的で感性豊かなデザインアプローチを確立しました。彼は1980年代初頭に『Domus』誌の編集長を務める傍ら、Alessi、Swarovski、Hermès、Supremeなど名だたるブランドとのコラボレーションを展開。エットーレ・ソットサスやガエターノ・ペシらとともに、イタリアンデザインの概念を刷新した存在として知られています。 本書は、メンディーニの創作活動の全容を網羅した初のモノグラフであり、未公開資料や貴重なビジュアルを多数収録。長年にわたりメンディーニと協働してきた批評家ステファノ・カッシアーニが執筆し、写真やエフェメラ(印刷物)、彼の独特で遊び心あふれるスケッチを交えながら、個人的な視点でその世界を語ります。 デザインそのものがアートピースのような仕上がりとなっており、ピンクのクロス装丁には、彼の象徴的な雑誌表紙をあしらい、裏面には代表作「Proost」チェアのスケッチを配置。さらに、波型のエッジが施されたダイカットのチャプターオープナーが各章を彩ります。 メンディーニの刺激的で幻想的なデザイン世界を堪能できる、ファン必携の一冊です。 Stefano Casciani 9781838668679 Phaidon, 2025
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Isay Weinfeld: Works
¥23,100
SOLD OUT
ブラジルの現代建築家、デザイナー、映画監督として国際的に活躍するIsay Weinfeldと Marcio Koganの建築とインテリアを包括的に紹介する一冊。 1953年生まれのワインフェルドは、クラシカル・モダニズムの力強さを保ちながら、時代の先端を行く建築で知られています。彼の設計には、生物的要素を取り入れた**「バイオフィリック・デザイン」**の思想が色濃く反映されており、自然との共生や回復力に着目した空間美が特徴です。自然と人工物の調和が絶妙に織りなされ、どの建築も心地よく、控えめながら洗練された魅力を放っています。 本書では、ニューヨーク・ハイライン沿いの「ジャルジン・ビルディング」、セグラム・ビル内「フォーシーズンズ・レストラン」の再構築、モンテカルロの「ラ・プティット・アフリク」、サンパウロの重厚な「ファサノ・ホテル」など、40年にわたる代表的なプロジェクトを掲載。 住宅や高層ビルから、ホテル、バー、書店、馬術センターに至るまで、幅広い設計に携わるワインフェルドの真の関心は「空間にいる人の感情」。居間や庭、廊下といった些細な場所でさえ、幸福や心地よさを呼び起こすことが、彼のデザインの最終的な目的です。 美と機能、自然との融合を追求し続ける現代ブラジル建築のエッセンスが詰まった作品集です。 ISBN: 9780847842728 Oscar Riera Ojeda (Ed) Rizzoli, 2025
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Arquitectura Viva 272: Liu Jiakun – Pritzker Prize 2025
¥5,390
『Arquitectura Viva 272: Liu Jiakun』は、2025年プリツカー賞を受賞した中国の建築家・劉家琨(Liu Jiakun)の静謐で詩的な建築を特集する号です。 もともと小説家志望だった彼は、物語性と空間表現を融合させる独自の建築スタイルで知られ、これまでAV誌でも断片的にしか紹介されてこなかった存在でした。本号では、彼の建築的軌跡をたどり、社会性のある6つのプロジェクトを通じて、記憶と日常が重なり合う詩的な空間体験を紹介しています。 掲載作品はいずれも、文化施設や公共空間といった市民のための建築であり、控えめながらも力強く場に語りかけるような佇まいが印象的です。彼の建築に通底するのは、素材と光、時間と物語への繊細な感受性です。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/ideahost.php?op=video&title=46408 スペイン語・英語併記、全80ページ、カラー・モノクロ図版多数掲載。
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Marina Tabassum: Architecture – My Journey
¥15,950
この作品集は、バングラデシュの建築家マリーナ・タバスムの建築活動を初めて本格的に紹介する一冊です。彼女の革新的なアプローチは、国際的に高く評価されており、政府施設から住宅プロジェクトまで幅広い作品を手がけ、数々の賞を受賞しています。 本書では、彼女が1995年から関わってきた公共・民間の建築プロジェクトを紹介。建築事務所URBANAでの初期作品や、2005年に設立した自身の事務所「Marina Tabassum Architects(MTA)」による代表作が収録されています。特に、ダッカの「独立記念博物館」や「Bait Ur Roufモスク」、移動可能なモジュール住宅「Khudi Bari」などが取り上げられています。「Khudi Bari」は、ガンジスデルタやコックスバザールのロヒンギャ難民キャンプなど、気候変動や移住問題に直面する地域で活用されています。 また、歴史・政治的背景や「場所と記憶」「光と精神性」「レンガと素材」「人とコミュニティ」といったテーマから、彼女の建築を多角的に考察。国際的な建築家や研究者による論考も収録され、タバッスムの建築哲学とその社会的意義を深く理解できる一冊です。 https://architangle.com/wp-content/uploads/browse/mta-inside.mp4 Cristina Steingräber (Ed) Architangle, 2023 ISBN: 9783966800129 288 pages, 260 illustrations, 30 x 24,5 cm, hardcover, English
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Souto De Moura 1980-2025
¥17,600
『Eduardo Souto de Moura 1980–2025』は、ポルトガルを代表する建築家エドゥアルド・ソウト・デ・モウラの45年におよぶ活動をまとめた最新モノグラフです。本書は、1980年から2025年までに手がけた45のプロジェクトを精選し、344ページにわたり紹介。地元ポルトの伝統に根ざしながらも、国際的な視野と堅牢な建築言語を融合させたその独自のスタイルが貫かれています。 掲載されているのは、住宅、文化施設、再生プロジェクト、大規模インフラまで多岐にわたり、それぞれの作品に幾何学的な明快さと素材への深い洞察が表れています。巻頭には建築批評の巨匠ケネス・フランプトンによる論考を収録。また巻末には、編集者ルイス・フェルナンデス=ガリアーノとの対談形式で、ソウト・デ・モウラ自身が自身の建築哲学と歩みを振り返ります。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250249-souto.mp4 Publisher Avisa ISBN 9788412903478
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Av Monographs 273: Renzo Piano
¥9,130
『Renzo Piano Building Workshop(AV 273)』は、レンゾ・ピアノ率いるビルディング・ワークショップの最新の活動を紹介するモノグラフです。60年以上にわたり、4大陸にわたって100を超える建築を手がけてきた同スタジオの豊かな軌跡が、15の選ばれた作品・計画を通して紹介されます。 本書は、レンゾ・ピアノの国際的評価を決定づけた都市パリを起点に、地球規模で巡る「建築の旅」を構成しています。彫刻的な造形が印象的なパリの裁判所や、ガラスの透明性を活かしたパリ北部の病院をはじめ、ロンドンのパディントン・スクエア、ニューヨークのフォーラム、ロサンゼルスの映画芸術科学アカデミー美術館、モスクワのGES-2、イスタンブールの現代美術館、ジュネーブのCERNなど、都市と社会に対する多様な応答が見られます。 また、ボローニャやジェノヴァなどイタリア各地でのプロジェクト、エーゲ海沿岸のギリシャにおける3つの病院、そしてグローバリゼーションの波から距離を置くウガンダ・エンテベの小児外科病院まで、社会的・文化的文脈をふまえた建築のあり方が、詳細な図面と写真で丹念に記録されています。 レンゾ・ピアノの建築が示す、軽やかで詩的かつ技術的にも緻密な設計思想を読み解くための充実した一冊です。 Avisa, 2025 ISBN: 9788412903485 120 pages, illustrations in color & b/w, 30 x 24 cm, paperback, Spanish/English
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Landscape Architecture Europe #7: Full of Life(取寄せ)
¥8,800
三年ごとに刊行される定番シリーズ『Landscape Architecture Europe』の第7巻。本書では、「人類が大きく影響を及ぼしてきた地球環境下において、ランドスケープ・デザインはいかに応答しうるか?」という問いを中心に、建築的な美意識と空間がもつ生命力に焦点を当て、42の注目プロジェクトを収録しています。 気候変動への対応、文化・産業遺産の再生、多様性の尊重など、現代ヨーロッパにおける社会的・生態的課題に対して、ランドスケープは単なる造形を超えた「共存と変化の場」として提案されています。建築作品は建設済のものからドローイングや一時的インスタレーションまで多彩に展開され、驚きや不確実性に向き合う姿勢が随所に現れます。 審査はヨーロッパ各国の実務家による国際的かつ独立した審査員団が担当。収録されたプロジェクトには詳細な紹介に加え、批評的エッセイや造園家たちのポートレートも掲載されています。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250238-landscape.mp4 Lisa Diedrich, Sonia Curnier, Anaïs Leger-Smith, Claudia Moll Blauwdruk, 2025 ISBN: 9789492474674 320 pagina's, kleurillustraties, 24 x 17 cm, hardcover,
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AMAG 38 AFF ARCHITEKTEN
¥9,900
本号では、ベルリンとローザンヌを拠点に活動する建築事務所AFF Architektenの近年の仕事を特集。彼らは建築を“オブジェクト的”な存在としてとらえ、構造物が周囲の環境や機能とどう関係を築くかに強い関心を持っています。 既存建築や伝統の特性を読み解きながらも、それにとどまらず現代的な文脈に適応させ、新たな解釈を加えることで、従来の形式や類型に挑戦し続けています。観察すること、創造することを楽しむ姿勢は、彼らの設計プロセスの中核を成しており、建築を退屈なものにはしないという哲学が一貫しています。 流動的で進化し続けるアイデアに基づいて形づくられる建築作品の数々は、現代社会のニーズに応える柔軟性と深い意味をあわせ持っています。精緻な写真とドローイングによってその思考と造形の軌跡を記録する本書は、観察力と創造力に裏打ちされた建築表現に迫る格好の一冊です。 サンプルページ https://issuu.com/a.mag/docs/amag_38_aff_online_sample_preview
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Christ & Gantenbein: Projects I-III (3 volumes)
¥30,800
スイスの建築事務所クリスト&ガンテンバイン(Christ & Gantenbein)が初めて刊行する包括的な作品集です。同事務所の設立25周年を記念した3巻構成のモノグラフで、1998年から2023年までの25年間に手がけた160以上のプロジェクトを網羅しています。設計プロセスから完成建築までを詳細に紹介し、合計640ページにわたり、1800枚の写真やスケッチ、700点の図面、45本の解説文が収録されています。内容は逆年代順に構成され、建築デザインの進化を視覚的にたどることができます。 代表作として、スイス国立博物館の増築やバーゼル美術館、パリの社会住宅「ヴォージラール」などが収録されています。また、写真家ステファノ・グラツィアーニらによるビジュアルや、多様な著者によるテキストを通じて、事務所の建築哲学や文脈への取り組みを深く探る内容となっています。 Amanuel Christ, Christoph Gantenbein Verlag Walther und Franz König, 2024 ISBN: 9783753306018 600 pages, illustrated with plans, drawins and photos in color & b/w, 32,5 x 24,5 cm, 3 hardcovers, English
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El Croquis 229. Aires Mateus (2018-2025)
¥15,400
ポルトガル・リスボンを拠点とし、30年以上にわたって活動を続ける建築スタジオ Aires Mateus。兄弟であるマヌエルとフランシスコ・アイレス・マテウスが率い、都市計画から住宅・インテリアに至るまで幅広いプロジェクトを手がけています。エンジニアやランドスケープアーキテクト、経済学者、地域住民との緊密な協働を通じて、建築が文脈から切り離されてはならないという信念のもと、一つひとつのプロジェクトを丁寧に発展させていくのが特徴です。 本号では、約60名から成るスタジオの体制とともに、彼らの建築哲学、設計プロセス、そして文化的・社会的実践としての建築への取り組みに迫ります。 掲載プロジェクト: モンサラーシュの住宅、クリシー=バティニョール計画、パティオス・ゲストハウス、ヴァリエダーデス劇場の改修、ローザンヌのMUDACおよびリュミエール博物館など。 また、アントン・ガルシア=アブリルとデボラ・メサとの対談も収録し、Aires Mateusの建築思考の変遷を深く掘り下げます。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250226-croquis.mp4
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Now and Here - Chengdu : Liu Jiakun, Selected Works
¥3,300
劉家琨の建築—伝統と現代の融合 本書は、中国の建築家 劉家琨(Liu Jiakun) (2025年プリツカー賞)の作品を通じて、伝統的な中国の価値観を現代建築へと昇華させる独自のアプローチ を探求します。彼の建築は、社会的現実や地域の文脈、職人技を考慮しながら、個人と集団の記憶を繊細に織り交ぜる ことを特徴としています。 特に、中国市民の公共生活と都市文化空間の相互関係 をテーマとする作品が多く、本書では 成都(Chengdu) のプロジェクトを中心に紹介。その中には West Village Yard などが含まれ、都市の発展や地域のアイデンティティ、そして成都が掲げる新しい都市化モデルの人間的な視点 が読み取れます。 また、本書はドイツと中国の都市開発に関する対話 に新たな視点を提供することを目的としており、2017年にベルリンのAedes建築フォーラムで開催された展覧会 に基づいています。 English, 2017 Publisher: Aedes am Pfefferberg, Berlin, 2017 56 pages : illustrations (chiefly color), plans ; 19 cm
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Frank Lloyd Wright ( Revised and Updated)
¥24,200
フランク・ロイド・ライトの包括的モノグラフ(改訂新版) 本書は、アメリカの20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959) の建築作品を網羅的に紹介するモノグラフです。ライトの主要な建築だけでなく、比較的小規模なプロジェクトにも焦点を当て、その空間体験、素材や構造的特性、そしてランドスケープとの関係をロバート・マッカーターが時系列で詳しく分析しています。 改訂新版では、アーカイブ資料、特別撮影された写真、再描画された図面、詳細な設計図 を多数収録。さらに、フランク・ロイド・ライト・アーカイブがまとめた全作品リスト も掲載されており、モダニズム建築の巨匠の生涯と作品を総合的に理解できる決定版の一冊です。 Robert McCarter Phaidon, 2025 ISBN: 9781838668723 456 pages, illustrations in color & b/w, 31 x 24 cm, hardcover, English
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Claesson Koivisto Rune: In Transit
¥16,280
Claesson Koivisto Runeは、スウェーデンで最も国際的に認められ、受賞歴のある建築およびデザイン事務所の1つです。彼らの作品は、現代スカンジナビアデザインの発展に大きく貢献しています。このモノグラフは、初めてClaesson Koivisto Runeをグローバルな視点で紹介し、彼らの建築やデザインがどのように世界各地で展開されてきたかを解説します。 この事務所は30年以上にわたって、26カ国、5大陸にわたるプロジェクトを手がけており、建物、時計、ホテル、住宅、アートギャラリー、照明、家具など、多岐にわたる分野で実績を上げてきました。世界中のコラボレーションから得たインスピレーションを生かしながら、地元の工芸や産業遺産の進化にも寄与しています。 本書には、厳選されたプロジェクトとともに、著名な建築写真家による寄稿が掲載されています。また、創設者であるマーテン・クレッソン、エーロ・コイヴィスト、オラ・ルーネが自らのデザイン方法を紹介し、アートや建築、デザインとの出会いがどのように彼らの実践に影響を与えてきたかについても触れています。 Gustaf Kjellin (Ed.) Rizzoli, 2025 ISBN: 9788891841568 320 pages, illustrations in color & b/w, 32 x 24,5 cm, hardcover, English
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Lessons from the Social Condensers 101 Soviet Workers' Clubs and Spaces for Mass Assembly
¥8,250
「ソーシャル・コンデンサー」という概念は、1920年代のソビエト建築家によって生まれ、建築が個々の行動を変えるだけでなく、社会全体の改革にも貢献できるという考え方を示しています。このアイデアに基づく建物やプロジェクトは、モダンムーブメント初期の急進的な建築実験の一部であり、公共集会のために設計された空間を通じて、集団活動の促進と国家の利益の両方を目指しました。 本書では、初期ソビエトの「ソーシャル・コンデンサー」の事例を101個紹介し、アジテーション施設、労働者クラブ、文化宮殿、集会劇場などの建築が、ヨーロッパからシベリアに至るまで広がった様子を描いています。これらのプロジェクトは、建築が社会的協力や人々の交流を促す手段としての可能性を示すとともに、建築が社会的コントロールの道具として利用されるリスクについても警鐘を鳴らしています。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/23320-lessons.mp4 Author Anna Bokov Publisher gta Verlag ISBN 9783856764463 190 p 21 x 28 cm, pb, English
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39 Garden Plans: Unusual gardens for an ordinary house
¥5,500
デンマークの著名な庭園・ランドスケープ建築家C.Th. セーレンセンによる名著『39 Haveplaner』(1966年)の初の英語版。本書は、庭園建築の優れた事例を紹介し、シンプルかつ独創的な設計思想を伝えています。 農園の庭から城の公園、温室群、ルネサンス様式の花壇まで、多様な庭園プランが具体的なアイデアと設計図とともに掲載され、一般住宅の庭にも応用できる実践的な内容となっています。 20世紀半ばにセーレンセンが考案した「39の庭園プラン」は、変化に富んだオープンスペースの創造を可能にするシンプルで効果的な手法として、現代においても高く評価されています。本書では、彼の広範な作品に加え、建築家ギュンター・フォクトによるデザイン戦略的な注釈も収録。都市や住宅庭園の新たな可能性を探る一冊です。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/24348-garden.mp4 Author:Ch.T. Sørensen, Joost Emmerik Publisher:blauwdruk ISBN:978-94-9247-463-6 PaperbackEnglish96 PagesJun 1, 2024
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a+t 61 Frugality Series: Resources
¥6,600
本号では、建築において限られた資源を活かしながら、創造的な工夫によって環境課題に応える方法を探ります。 無駄を省くことで、本質的な建築のあり方が見えてきます。装飾を削ぎ落とし、シンプルな構造を採用することで、工業化された組み立て技術を独自のデザインとして活用し、建築に個性と特徴を与えます。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250111-at.mp4 出版社:a + t ISBN:978-84-09-68477-9 ペーパーバック英語、スペイン語 108ページ 2025年1月31日
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Towards a Nude Architecture: A Visual Compendium of Japanese Hot Springs
¥6,600
『Towards a Nude Architecture』は、日本の温泉文化を建築の視点から深く掘り下げる一冊です。火山活動が活発な日本には、30,000以上の天然温泉が存在し、歴史を通じて人々の交流や儀式、癒しの場として機能してきました。本書では、過去・現在・未来の3つの章を通じて、温泉文化の精神的な起源、現代の多様な温泉施設、そして建築・自然・裸の身体が織りなす詩的な関係性を探求します。日本各地の四季折々の温泉風景や、鉱物分布や地形に関する図解も収録されており、温泉を訪れる旅行者や建築・デザインに関心のある読者にとって興味深い内容になっています。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250129-towards.mp4 Yuval Zohar Nai010 Publishers, 2025 ISBN: 9789462088801 188 pages, illustrations in color & b/w, 24 x 16 cm, hardcover, English
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Volume 66: The guide to designing with animals, plants and other critters
¥4,400
『VOLUME 66』は、動植物とそれらが関わる気候や生態系の問題を扱う、建築家やデザイナーのためのガイドです。この本は、動植物との関係性を理解するための新しい視点を提供し、人間中心のデザインから脱却し、自然との調和を目指すアプローチを探求します。植物や動物の個別の種に焦点を当てるだけでなく、種間協力や生態系のつながりといった、より複雑な視点を提示しています。これにより、自然界の豊かさと複雑さを称賛し、空間における新しい関係性を模索する方法を提案しています。 本書の中心となるのは、60の項目から成る用語集です。ここでは、ビーバー、ウシ、ニワトリ、馬、シロアリ、ペンギン、花、カモ、ウナギ、カビ、菌根菌、カモメ、豆、トマト、葉切りアリなど、さまざまな生物の生態的な必要性、習性、空間の戦略が詳細に解説されています。各項目は、動植物がどのように空間を使用し、私たちとどのように関わっているかを掘り下げ、さらに私たちのデザインに対するアプローチに新たな視点を与えます。 また、本書にはデザイナー、動物倫理の専門家、農家などとのインタビューが豊富に含まれており、最近実現したプロジェクトの詳細な報告や、過去の動植物に関するデザイン研究の歴史的事例も紹介されています。これらの事例を通じて、自然との調和を目指すデザインの重要性と可能性が浮き彫りになります。 さらに、著名な貢献者が多数参加しており、彼らの視点や知識が本書の深みを増しています。貢献者には、AMO、フリッツ・ヘーグ、ジョナサン・シュタイガー、ロバート・ヴェンチューリなどが名を連ねています。これにより、本書はデザインや建築、倫理に関心のあるすべての人々にとって、貴重で刺激的な一冊となっています。 208 p, ills colour & bw, 17 x 22 cm, pb, English ISBN : 9789077966983 Price : EUR 22.50 Publisher : Archis https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/24858-volume.mp4
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Reuse in Construction: A Compendium of Circular Architecture
¥11,500
Re-Use in Construction は、現代のサーキュラー・アーキテクチャ(循環型建築) に焦点を当てた、豊富なビジュアルを備えた一冊です。 既存の建築部材を再利用し、解体せずに活用することは、限られた資源の節約につながるだけでなく、エネルギー消費や温室効果ガスの排出を大幅に削減し、建設をより環境に優しいものにします。歴史的に見ても、建築資材の再利用は一般的な手法でしたが、現代のサーキュラー・アーキテクチャでは技術・安全性・エネルギー・法規制 など、さまざまな課題が伴います。 本書では、スイス・ヴィンタートゥールに建設された K.118プロジェクト(スイス最大規模の再利用建築)のケーススタディを基に、設計・エンジニアリング・エネルギー・経済性・プロセス・法的課題について詳しく分析。専門家によるエッセイや対談を交え、循環型建築の可能性を探る貴重な資料となっています。 出版社webサイト https://www.park-books.com/en/product/reuse-in-construction/46 Park Books, 2022 ISBN: 9783038602958 344 pages, 401 color illustrations & 54 b/w, 28,5 x 21,5 cm, hardcover, English 取り寄せ
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Event-Cities 5 Poetics By Bernard Tschumi
¥8,800
Event-Cities 5 は、ベルナール・チュミ建築事務所の最新プロジェクトをまとめた MIT Press のシリーズ最終巻 であり、理論と実践の交差点を探る重要な一冊です。 本書では、チュミが建築における 「詩学」 に取り組み、コンセプト・コンテクスト・プログラムといった論理的要素が、偶然性・直感・類推などの予測不可能な要素とどのように交わるのかを考察しています。 収録プロジェクトには、円形の建築、吊り下げられた庭園、浮遊する長方形のボリューム、シュルレアリスム的手法を用いた重層的な構造、都市と建築の境界に位置するフランスの巨大な教育研究施設、中国の交差する円錐形を用いた美術館、イタリアの中庭とファサードの探求をテーマにした文化センターなどが含まれます。 過去15年間の約30のプロジェクトを通じて、建築の概念を問い直すチュミの挑戦を記録した一冊です。 https://www.instagram.com/bernard.tschumi/p/DDxJeY9OZJs/?img_index=1 Paperback ISBN: 9780262549370 Pub date: November 12, 2024 Publisher: The MIT Press 650 pp., 7 x 9 in, 500 color illus.
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LAN – 29 Projects
¥10,340
LAN—29 Projects は、パリを拠点とする建築事務所 LAN(Local Architecture Network)の初のモノグラフです。2002年にブノワ・ジャロンとウンベルト・ナポリターノによって設立された LAN は、建築を社会・都市・環境・機能といったさまざまな分野と交差させながら探求することを目指しており、その幅広い視点が革新的なデザインを生み出しています。 本書では、フランス、ベルギー、ドイツ、イタリア、スロベニアなどで実現した建築や、現在進行中の中東や日本でのプロジェクトを含む 29の代表作 を紹介。写真、模型写真、図面、ドローイングとともに、それぞれのプロジェクトの背景やコンセプトを簡潔なテキストで解説しています。 収録されているプロジェクトには、ハンブルクの「Neue Hamburger Terrassen」、ライプツィヒの小学校、パリの「グラン・パレ改修計画」、ローマの「Grande MAXXI」、ストラスブールの「Théâtre du Maillon」、ナンテールの「Institut Léonard de Vinci」、リュブリャナの銀行本社、リールの「Euravenir Tower」、ベイルートの「Bank Med本社」などがあります。また、パリ、ナント、シャルルロワ、ボルドー、ストラスブールでの大規模住宅プロジェクトも取り上げられています。 LAN の建築思想とプロジェクトの全貌を知ることができる一冊です。 Benoît Jallon, Umberto Napolitano Park books, 2024 ISBN: 9783038602842 338 pages, 208 color & 105 b/w illustrations, 27 x 20 cm, paperback, English
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So-Il: In Depth: Urban Domesticities Today
¥9,900
ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする建築事務所 SO–IL が、10年以上にわたり手がけてきた住宅や集合住宅、そしてその周辺空間に焦点を当てた一冊。 今日の住宅設計は、効率や生産性の制約を受けがちですが、SO–IL はそこに大胆な実験的アプローチを試みています。本書では、住宅設計の「コード(規範)」「コア(中心部)」「コート(中庭)」「コリドー(回廊)」を“ハック”する試みを紹介し、都市における「浸透性」「つながり」「コミュニティ」「方向性」といった概念を探求します。 SO–IL の近年のプロジェクトを通じて、都市居住の新たな可能性を提示し、住宅がどのように住人の幸福を促進できるかを考察。建築学生や実務者に向けて、都市化が進む現代社会に適応する新しい住宅のあり方を提案する一冊です。 Florian Idenburg, Jing Liu (Ed.) Lars Müller Publishers, 2024 ISBN: 9783037787571 360 pages, 371 illustrations, 24 x 17 cm, paperback, English
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Archigram: Ten
¥7,700
50年ぶりに復活した『Archigram』マガジンの最新号。 1960〜70年代、建築グループ「アーキグラム」は、未来の建築のあり方を大胆に予測し、次世代の建築家たちに多大な影響を与えました。宇宙開発が進む時代において、彼らの提案する移動可能な構造やモジュールシステムは、当時の技術や現実を超えたビジョンを描いていました。1961年に創刊された『Archigram』マガジンは、1974年の解散までに9号 と½ が発行され、こうしたテーマを探求・発信する場となりました。 そして50年の沈黙を経て、新たな『Archigram Ten』が登場。編集はピーター・クックが担当し、創設メンバーのデニス・クロンプトン、デヴィッド・グリーン、マイケル・ウェブが寄稿。さらに、現代の建築家やテクノロジスト、批評家も参加し、過去を振り返ると同時に建築の未来を大胆に思考します。 参加者には、阿部仁史、オディール・デック、エリザベス・ディラー、トム・メイン、エリック・オーウェン・モスらが名を連ね、現代建築の行方を問う一冊となっています。 Circa Press, 2025 ISBN: 9781911422464 96 pages, color illustrations, 25,4 x 25,3 cm, paperback, English