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Two Lakes : Lake Lucerne and Lake Biwa : A Comparative Study on The Culture of Water

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『Two Lakes: Lake Lucerne and Lake Biwa – A Comparative Study on the Culture of Water』スイスのルツェルン湖と日本の琵琶湖という、異なる文化圏に属する二つの湖を対象に、水文化の比較研究を行った成果をまとめた作品集。2018年から2023年にかけて、ルツェルン工科大学と京都工芸繊維大学の共同プロジェクト「The Culture of Water」によって進められた調査をもとに、建築・風景・人間の営みと水との関係性を多角的に探っている。

本書では、「危険」「美」「共有」「永遠」という4つのテーマを軸に、両地域の水辺文化がどのように建築や都市空間に反映されているかを考察。写真・図面・アーカイブ資料に加え、2本のフォトエッセイと複数の寄稿論文が収録されており、学術的でありながら視覚的にも豊かな構成となっている。水という普遍的な要素を通じて、地域性とグローバルな課題が交差する建築的視点が提示されている。

英語表記、ペーパーバック、112ページサイズ：約17 × 22 cm（6.69 × 8.66インチ）出版社：Quart Publishers（2025年6月刊） ISBN：9783037613092 編集：Dieter Geissbühler、Johannes Käferstein、木村博之協力：ルツェルン工科大学・京都工芸繊維大学