Paulo Mendes da Rocha: Constructed Geographies
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『Paulo Mendes da Rocha: Constructed Geographies』
2006年にプリツカー賞を受賞し、20世紀半ばからブラジルの現代建築を牽引した巨匠パウロ・メンデス・ダ・ローシャ(Paulo Mendes da Rocha)の全貌に迫る、初の本格的な大回顧展のカタログです。2021年にポルトガルの「カザ・ダ・アルキテクトゥラ(Casa da Arquitectura)」に彼のアーカイブが設立されて以来、初の大規模な出版物となります。いわゆる「ブルータリズム」の枠組みを超え、自然と文化の地理的関係性や、サンパウロの都市景観を劇的に変貌させたダイナミックな設計思想を主題としています。
収録内容は、彼のキャリアを象徴する12の重要な建築物を中心に構成されています。敷地との深い対話と大胆な構造が際立つ「ブラジル彫刻美術館」、大胆な金属パーツの挿入が光る「サンパウロ州立美術館(ピナコテカ)」の改修計画、そして自邸をはじめとする傑出した広範な住宅作品を網羅。国際的な研究者チームによる網羅的な論考やテーマ別のエッセイに加え、過去に発表された貴重な批評論文の再録も詳しく紹介しています。大陸の開発がもたらす社会的・人為的影響、植民地時代の過去とポストコロニアルの未来に対する彼の深い洞察を浮き彫りにし、ブラジル現代建築の未来の研究へとつなぐ体系的な内容です。
英語表記、ハードカバー、432ページ(図版300点収録)
サイズ:約21 × 27.3 cm
出版社:Yale University Press(2024年刊)
編集:Jean-Louis Cohen, Vanessa Grossman
ISBN:9780300275452