MAEKAWA KUNIO and the emergence of japanese modernist architecture
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この本は、日本のモダニズム建築界における重要人物 前川國男(Maekawa Kunio, 1905-1986) に焦点を当てた初の書籍です。著者 ジョナサン・レイノルズ は、前川が戦前から戦後にかけて日本建築界で果たした役割を丁寧に分析し、彼の建築作品や評論活動が日本の近代建築に与えた影響を明らかにしています。
前川國男は、東京帝国大学で建築を学んだ後、1928年にパリに渡り、近代建築の巨匠 ル・コルビュジエ のもとで働きました。この経験は彼の建築思想に強い影響を与え、日本帰国後はモダニズムの旗手として活躍します。彼は住宅、商業建築、公共建築を数多く手がけ、中でも 東京文化会館 のような公共建築や美術館の設計で国際的に高い評価を得ました。
本書では、前川の代表的なプロジェクトについての詳細な解説が豊富な図版とともに掲載されており、彼が日本建築界において伝統と現代、技術とデザインのバランスをどのように探求したのかが読み解かれます。また、前川の活動を通じて、20世紀日本の文化的背景や、日本の建築家や芸術家たちが世界で認められるために奮闘した姿も描かれています。
Publisher : University of California Press; First Edition (June 4, 2001)
Language : English
Hardcover : 350 pages
ISBN-13 : 9780520214958
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