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Charlotte Perriand: Complete Works. Volume 4: 1968–1999
¥49,500
『Charlotte Perriand: Complete Works. Volume 4: 1968–1999』 20世紀モダンデザインの巨匠、シャルロット・ペリアンのキャリア最終章を網羅する決定版モノグラフ。本巻では、フランス・アルプスのスキーリゾート「レ・ザルク」の都市計画・建築・インテリア設計を中心に、ペリアンが追求した自然との共生と合理的な空間構成が詳細に紹介されている。4,500戸以上の集合住宅における家具・食器・照明まで、生活のすべてを設計対象とした彼女の包括的なアプローチが際立つ。 また、パリから東京にかけて展開された住宅・美術空間のプロジェクトも収録されており、ペリアンが晩年に再び挑戦した「文化的で洗練された生活様式」の提案が読み取れる。700点以上のカラー図版と50点のモノクロ図版を収録し、彼女の70年にわたる創造の軌跡を総括する一冊となっている。 英語表記、ハードカバー、528ページ サイズ:約30.5 × 23 cm 出版社:Scheidegger & Spiess(2020年2月刊) ISBN:9783858817785
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Hanne Kjarholm Houses
¥14,300
『Hanne Kjærholm Houses』 デンマークの建築家ハンネ・ケアホルムによる住宅作品を紹介する写真集。彼女は家具デザイナー、ポール・ケアホルムの妻としても知られ、シンプルで機能的な北欧建築の伝統を受け継ぎながら、自然素材と詩的な空間構成を融合させた独自の建築を展開した。本書では、彼女が設計した住宅や公共建築を通じて、敷地との関係性、光の扱い、構造の美しさが丁寧に描かれている。 建築写真と図面を通じて、ケアホルムの建築がいかにして「空間の詩性」と「北欧的合理性」を両立させているかを探る。彼女の建築は、場所の雰囲気を繊細に読み取り、構造と素材を通じて静けさと緊張感を生み出す。特に、ルングステッドの自邸では、彼女が建築を、夫が家具を担当し、空間とインテリアの理想的な融合が実現されている。 英語表記、ハードカバー、186ページ 図版:カラー222点、モノクロ45点 サイズ:約30.5 × 23 cm(12 × 9インチ) 出版社:Living Architecture(2007年刊) ISBN:9788798759744
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Scandinavian Modern Houses 5
¥14,300
『Scandinavian Modern Houses 5: The Spirit of Nordic Light』 北欧のモダン住宅建築を紹介する人気シリーズの第5巻。ペール・ナーゲルによる写真とヴィーブ・ウッツェンの編集により、1930年代から現代までの北欧住宅を網羅的に収録。フィン・ユール、モーエンス・ラッセン、スヴェレ・フェーン、アルネ・コルスモ、ペッカ・ヘリン、スタジオ・グランダなど、北欧建築史を彩る建築家たちの作品が登場する。自然との調和、光の取り込み、素材の選定など、北欧建築の美学が静謐な写真とともに描かれている。 本書では、建築写真と図面を通じて、北欧の住宅がいかにして「光の文化」を空間に取り込んでいるかを探る。厳しい自然環境の中で、開口部・断熱・構造がどのように工夫されているか、また住まい手の価値観と空間設計がどのように呼応しているかを視覚的に提示。シリーズを通して一貫する「静けさと力強さ」の空間構成が、本巻でも際立っている。 英語表記、ハードカバー、234ページ サイズ:約30.8 × 23.5 cm 出版社:Living Architecture(2018年11月刊) ISBN:9788798759799
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Scandinavian Modern Houses 4
¥14,300
『Scandinavian Modern Houses 4: The Spirit of Nordic Light』 北欧のモダン住宅建築を紹介する人気シリーズの第4巻。ペール・ナーゲルによる新たな写真を中心に、20世紀に建てられた北欧の代表的な住宅を収録。ルンド・ハーゲム(ノルウェー)、ヨーン・ショッツェ、ベアテル・ウッツェン、クヌッド・ホルシャー(デンマーク)、ゲルト・ウィンゴード(スウェーデン)、アラック、ライリ&レイマ・ピエティラ、ヘリン&コー(フィンランド)、スタジオ・グランダ(アイスランド)など、各国の建築家による作品が登場する。 本書では、建築写真と図面を通じて、北欧の住宅がいかにして「光の文化」を空間に取り込んでいるかを探る。広大な自然との対話、光のトーンの違いへの繊細な感受性、そして空間を形づくる主要な要素としての光の扱い方など、北欧建築の本質が静謐かつ力強く描かれている。素材、構造、住まい手との関係性を通じて、モダニズムと地域性が融合した空間美を提示する。 英語表記、ハードカバー、215ページ サイズ:約30.5 × 23 cm 出版社:Living Architecture(2015年5月刊) ISBN:9788798759782
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Scandinavian Modern Houses 3
¥14,300
『Scandinavian Modern Houses 3: The Spirit of Nordic Light』 北欧のモダン住宅建築を紹介する人気シリーズの第3巻。これまでの巻に続き、建築家自身の住まいや別荘を中心に、北欧の光と空間の関係性を探る。デンマークのヴィラ・ランゲ(Bertel Udsen)、アイスランドのヴィラ・バッカフロット(Studio Granda)、フィンランド大統領公邸(Raili & Reima Pietilä)、ヘリン&コーによるヴィラ・クローナなど、地域性と建築的洗練が融合した住宅が多数収録されている。 本書では、建築写真と図面を通じて、北欧の住宅がいかにして「光の文化」を空間に取り込んでいるかを探る。厳しい自然環境の中で、開口部・断熱・構造がどのように工夫されているか、また住まい手の価値観と空間設計がどのように呼応しているかを視覚的に提示。静謐でありながら力強い空間構成が、北欧建築の本質を伝えている。 英語表記、ハードカバー、215ページ サイズ:約30.6 × 23.3 cm 出版社:Living Architecture(2009年刊) ISBN:9788798759775
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Scandinavian Modern Houses 2
¥14,300
『Scandinavian Modern Houses 2: The Spirit of Nordic Light』 北欧のモダン住宅建築をさらに掘り下げて紹介するシリーズ第2巻。ボルネブッシュ、クヌッツェン、クッカプーロ、ルンド・ハーゲム、ヘリンなど、北欧の現代建築家による自邸や別荘を中心に収録。建築家自身の生活空間を通じて、設計思想とライフスタイルの融合が浮かび上がる。自然との対話、光の取り込み、素材の選定など、北欧建築の本質が静謐な写真とともに描かれている。 本書では、建築写真と図面を通じて、北欧の住宅がいかにして「光の文化」を空間に取り込んでいるかを探る。厳しい自然環境の中で、開口部・断熱・構造がどのように工夫されているか、また住まい手の価値観と空間設計がどのように呼応しているかを視覚的に提示。個人住宅ならではの親密さと、建築的な洗練が共存する構成となっている。 英語表記、ハードカバー、211ページ サイズ:約21.5 × 28 cm 出版社:Living Architecture(2009年刊) ISBN:9788798759751
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Scandinavian Modern Houses 1
¥14,300
『Scandinavian Modern Houses: The Spirit of Nordic Light』 北欧のモダン住宅建築を1930年代から現代まで網羅的に紹介する作品集。アスプルンド、ヤコブセン、アアルト、ユール、フェーン、ウッツォン、ケアホルムなど、北欧建築史を代表する建築家による住宅が多数収録されており、地域性とモダニズムが融合した空間美が際立つ。自然光の取り入れ方、素材の選定、風景との関係性など、北欧住宅に特有の設計思想が豊富な図版とともに解説されている。 本書では、建築写真と図面を通じて、北欧の住宅がいかにして「光の文化」を空間に取り込んでいるかを探る。厳しい気候条件の中で、開口部・断熱・構造がどのように工夫されているか、また住まい手の生活様式と建築がどのように呼応しているかを視覚的に提示。静謐でありながら力強い空間構成が、北欧建築の本質を伝えている。 英語表記、ハードカバー、240ページ サイズ:約21.5 × 28 cm 出版社:Living Architecture(2006年6月刊) ISBN:9788798759720
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Enzo Mari : Drawings
¥8,250
『Enzo Mari』 イタリアのデザイナー、エンツォ・マーリ(1932–2020)の作品世界を再検証する展覧会カタログ。家具・グラフィック・彫刻・理論・教育・政治など、ジャンルを横断するマーリの活動は、20世紀後半のデザイン思想に深い影響を与えた。本書では、彼が追求した「プログラムされた芸術」や「アルゴリズム的造形」に焦点を当て、視覚的・構造的な秩序をもつ作品群を通じて、知覚と時間の関係性を探っている。 収録作品は、ドローイング、版画、彫刻など多岐にわたり、プレファブ部材の組み合わせによる造形モデルや、時間の経過を視覚化する連続構成など、マーリ独自の方法論が展開される。彼の設計は、科学的な観察と理論的な検証を基盤とし、芸術とデザインの境界を問い直す批評的実践として位置づけられている。 英語・イタリア語併記、ハードカバー、208ページ サイズ:約26 × 20 cm 出版社:Silvana Editoriale(2023年5月刊) ISBN:9788836653454
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Contemporary Landscape Architecture : Masterpieces Around The World
¥22,550
『Contemporary Landscape Architecture: Masterpieces Around the World』 世界各地のランドスケープ・アーキテクチャ(造園建築)の傑作を集めた大判ヴィジュアル資料集。都市空間から自然環境まで、人間のための屋外空間をいかに美しく、機能的に、そして持続可能に設計するかを探る内容です。 掲載されているプロジェクトは、建築と自然の境界を再定義するようなものばかり。建物の周囲、屋上、内部、あるいは都市の空隙や郊外の広大な敷地に展開されるランドスケープが、地域性・気候・文化的背景・技術的要件を踏まえて設計されています。 本書は、10年前に刊行された『Atlas of World Landscape Architecture』の続編的な位置づけであり、過去10年間の造園建築の進化と多様性を総括する内容となっています。気候変動を背景に、自然資源の保全と都市の緑化が重要課題となる中、造園建築が果たす役割を明快に提示しています。 英語表記、ハードカバー、448ページ サイズ:約24.6 × 33.7 × 4.6 cm(大型書籍) 出版社:Braun Publishing(2025年2月刊) ISBN:9783037682951
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Av Monographs 276: Houses 2025
¥10,230
『AV Monographs 276: Houses of the Year 2025』 住宅は建築的実験の豊かな場であり、技術的解決、審美的探求、新しい住まい方の試みが集約される空間である——本書はその視点から、2025年の注目すべき住宅プロジェクト16件を紹介している。アルプスの山小屋から都市型集合住宅まで、地理的・文化的に多様な背景をもつ事例が並び、素材・構法・空間構成の革新性が際立つ。 各プロジェクトは「木」「土」「コンクリート」「金属」という4つの主要素材を軸に構成されており、それぞれが文脈・気候・風景と結びつきながら、建築の表現力と構築力を拡張している。伝統的な手法と実験的なアプローチが交差することで、住宅が単なる居住空間を超え、文化的・環境的メッセージを発信する場となっている。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250623-avmono276.mp4 英語・スペイン語併記、ペーパーバック、112ページ サイズ:約24 × 30 cm 出版社:Arquitectura Viva(2025年7月刊) ISBN:9791399032635
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AV Monographs 275: Christ & Gantenbein
¥10,230
『AV Monographs 275: Christ & Gantenbein』 スイス・バーゼルを拠点とする建築事務所、クリスト&ガンテンバイン(Christ & Gantenbein)の活動を特集した『AV Monographs』シリーズ第275号。本号では、彼らの建築における「素材の秩序(Material Order)」というテーマに焦点を当て、スイス国立博物館の拡張から、バルセロナやアントワープの美術館提案に至るまで、代表的プロジェクトを年代順に紹介している。 設計における幾何学的な厳密さと知的な集中力、スケールや用途を問わず一貫した建築的姿勢が、豊富な図版とともに展開される。建築史家レト・ガイザーによる寄稿文では、彼らの空間構成と素材選定に対する哲学的アプローチが読み解かれており、現代建築における形式と実践の関係性を考察する内容となっている。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250606-avmono275.mp4 英語・スペイン語併記、ペーパーバック、113ページ サイズ:約24 × 30 cm 出版社:Arquitectura Viva(2025年7月刊) ISBN:9791399032628
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Manuals: Design and Identity Guidelines
¥25,400
『Manuals: Design and Identity Guidelines』 企業や公共機関が自らのブランド・アイデンティティを視覚的に定義するために作成した「デザイン・マニュアル(CIマニュアル)」を体系的に収集・紹介する、初の本格的な資料集です。 1960〜80年代を中心とした「アイデンティティ・デザインの黄金期」に制作された印刷物ベースのマニュアルを、精緻な写真とともに再構成。現代のデジタルテンプレートとは異なる、物理的な資料としての美しさと思想性が際立ちます。 掲載されている42のマニュアルは、航空会社、文化機関、政府機関、大学、企業など多岐にわたり、それぞれがロゴ、タイポグラフィ、色彩、レイアウト、応用展開などを厳密に規定。デザインの統一性と運用の実践性を両立させるための工夫が凝らされています。カナダ国鉄(1965年)、ニューヨーク市交通局(1970年)、オリベッティ(1971年)、NASA(1976年)、PTT(オランダの郵便・電話サービス、1989年)、RAC(1998年)などのマニュアルが含まれています。 また、印刷物としての質感や構成、余白の取り方など、グラフィックデザインの美学が随所に感じられ、資料としてだけでなく、造形的な魅力にも富んだ一冊です。 英語表記、ハードカバー、600ページ (大型書籍) 出版社:Thames & Hudson(2025年1月刊) ISBN:9780500028827
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Buildings for Books: Contemporary Library Architecture
¥12,100
概要 『Buildings for Books: Contemporary Library Architecture』図書館という公共施設が、単なる書籍の保管庫から、地域社会の文化的・知的ハブへと進化する過程を、建築の視点から鮮やかに描き出す一冊です。近年、図書館は静寂と集中の場であると同時に、交流・創造・発見の場として再構築されつつあります。『Buildings for Books』では、こうした変化に応答する世界各地の図書館建築プロジェクトを、豊富な写真と図面を通じて紹介しています。 掲載されている事例は、ヨーロッパ、北米、アジアなど多様な地域にわたり、それぞれの文化的背景や都市文脈に根ざした設計が特徴です。例えば、歴史的建造物を改修して現代的な機能を持たせたプロジェクト、自然光や素材感を活かした温かみのある空間構成、デジタル技術と融合した未来志向の設計など、図書館の多様な可能性が提示されています。 また、建築的な美しさだけでなく、利用者の動線や居心地、地域との関係性など、空間が果たす社会的役割にも焦点が当てられています。図書館が都市のランドマークとして、あるいは地域住民の生活に寄り添う場として、どのように機能し得るかを考察する上で、非常に示唆に富んだ内容です。 建築・デザイン・都市計画に関心のある読者はもちろん、公共空間のあり方に関心を持つすべての人にとって、インスピレーションを与える一冊となるでしょう。 英語表記、ハードカバー、224ページ サイズ:約24.7 × 28.6 × 2.4 cm(9.72 × 11.26 × 0.94インチ) 出版社:Braun Publishing(2024年1月刊) ISBN:9783037682937
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Sustainable and Regenerative Materials for Architecture
¥8,580
『Sustainable and Regenerative Materials for Architecture: A Sourcebook』 本書は、建築における持続可能かつ再生可能な素材の活用に焦点を当てた、建築家・デザイナー・学生のための実践的な資料集です。気候変動、資源の枯渇、建設業界の環境負荷といった課題に対し、素材選定の段階から責任ある設計を行うための知識と事例が体系的にまとめられています。 掲載されている素材は、粘土・土・石・木材・コルク・紙・竹・藻類・菌糸体・バイオポリマー・羊毛など多岐にわたり、それぞれの構造的・熱的・耐火性・健康・安全性などの技術的特性に加え、調達の倫理性や加工プロセスも詳しく解説。素材ごとの章構成により、抽出型素材(石・金属・ガラスなど)と栽培型素材(木材・藻類・菌類など)を横断的に比較できる構成となっています。 世界各地の建築事例を通じて、これらの素材がどのように創造的かつ責任あるかたちで空間に取り入れられているかを紹介。素材の再発見と新技術の導入を背景に、未来の建築を担う世代に向けて、環境・社会・経済の持続可能性を考慮した設計判断の指針を提示する一冊です。 英語表記、ペーパーバック、192ページ サイズ:約18.2 × 23.0 × 1.8 cm 出版社:Laurence King Publishing(2025年1月刊) ISBN:9781529433272
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Green Building Envelopes
¥12,100
SOLD OUT
『Green Building Envelopes: The Latest in Eco-Friendly Architecture』 建築の外皮(エンベロープ)に焦点を当て、植物や有機素材を積極的に取り入れた最新のサステナブル建築事例を紹介するヴィジュアルブック。気候変動や都市環境の課題に応答する建築として、屋上庭園、緑化ファサード、植栽されたインテリアなど、建物を「生きたシステム」として再定義する試みが多数掲載されています。 本書では、緑化による空気浄化、遮音性の向上、エネルギー効率の最適化、局所的な生物多様性の創出など、建築と自然の融合がもたらす機能的・美的効果を多角的に解説。有機素材が独立した設計要素として活用される事例や、最新技術との相乗効果も取り上げられています。世界各地のプロジェクトを通じて、都市の質を高める建築の可能性を提示する内容です。 英語表記、ハードカバー、176ページ サイズ:約24.7 × 28.6 × 2.0cm(9.72 × 11.26 × 0.79インチ) 著者:Sibylle Kramer 出版社:Braun Publishing(2025年8月刊) ISBN:9783037682982
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Assemble : Building Collective
¥12,100
『Assemble: Building, Community and Collaboration』 英国を拠点に活動する建築コレクティブ「Assemble」の10年以上にわたる軌跡を網羅した初の本格的モノグラフです。Assembleは、建築・デザイン・都市再生・アートの境界を横断しながら、地域社会との協働を通じて空間を再構築する実践で国際的に高く評価されてきました。2015年には、建築家ではなくアーティストとして初めてターナー賞を受賞し、従来の建築観に一石を投じました。 本書では、彼らの代表的プロジェクトであるリヴァプールの「Granby Four Streets」や、南仏アルルの鉄道倉庫の再生、徳島におけるブルワリー改修など、世界各地で展開された実験的かつ社会的意義の高い取り組みを豊富な図版とともに紹介。廃材の再利用、地域住民とのワークショップ、手仕事の復権など、Assembleが重視する「プロセスとしての建築」が、写真・図面・インタビュー・アーカイブ資料を通じて多角的に描かれています。 著者のアーロン・ベツキーは、建築評論家として長年にわたり「建築の社会的役割」について論じてきた人物であり、本書でもAssembleの思想と実践を批評的に読み解いています。建築を単なる物理的構造物ではなく、コミュニティ形成の触媒として捉える彼らのアプローチは、ポスト資本主義的な都市のあり方を示唆するものでもあります。 英語表記、ハードカバー、352ページ サイズ:約21.5 × 27 cm 著者:Aaron Betsky 出版社:Thames & Hudson(2025年8月刊) ISBN:9780500027004"
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Apartment Building Architecture
¥11,000
『Apartment Building Architecture: Contemporary Solutions』 、現代の集合住宅建築における革新的な設計手法と空間構成を紹介する事例集。都市の高密度化や持続可能性への要求が高まる中、集合住宅は単なる住居の集積ではなく、コミュニティ形成や都市景観の再構築に寄与する重要な建築形式となっています。 本書では、世界各地の最新プロジェクトを通じて、柔軟な間取り、共用スペースの設計、ファサードの多様性など、集合住宅が持つ可能性を多角的に解説。社会的住宅から高級サービスアパートメントまで、幅広い事例が掲載されており、それぞれが独自の物語性と空間的工夫を備えています。 また、環境負荷の低減、土地利用の効率化、資源消費の最適化といった観点からも、集合住宅が都市の持続可能な未来に果たす役割を明快に示しています。 英語表記、ハードカバー、288ページ サイズ:約24.1 × 27.9 cm(9.5 × 11.0インチ) 出版社:Braun Publishing(2025年5月刊) ISBN:9783037683026
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New Tiny Houses: space-saving architecture
¥11,000
『New Tiny Houses: Space-Saving Architecture』 限られた空間の中で豊かな暮らしを実現する「タイニーハウス」の最新事例集。タイニーハウスは、経済性・環境配慮・自由なライフスタイルの象徴として、世界中で注目を集めています。 本書では、巧みに設計された間取りや多機能な家具、空間を最大限に活かす工夫を凝らした住居を多数紹介。ミニマルでありながらデザイン性を損なわない住空間が、写真・図面・解説を通じて鮮やかに描かれています。 また、物質的な豊かさを手放すことで得られる自由や、資源との向き合い方など、現代的な課題への応答としての住まいのあり方も提示。都市部の狭小住宅から自然に囲まれた移動式住居まで、タイニーハウスの多様性と可能性を探る一冊です。 英語表記、ハードカバー、208ページ サイズ:約24.5 × 28.6 × 2.4 cm(9.65 × 11.26 × 0.94インチ) 出版社:Braun Publishing(2025年4月刊) ISBN:9783037683064
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Fascination Mountain Living
¥11,000
『Fascination Mountain Living: Architecture & Design』 本書は、アルプス、ロッキー山脈、アンデス、そして四国山地など、世界各地の山岳地帯に建てられた現代住宅を紹介するヴィジュアル建築書。急峻な斜面や谷間に位置する住居が、いかにして自然環境と調和しながら、機能性・美しさ・持続可能性を兼ね備えた空間を創出しているかを探ります。 山岳建築は、眺望や地形の制約を活かした設計が求められます。本書では、地形に寄り添うように配置された建物、断熱性や採光に優れた構造、地元素材の活用など、建築と自然との対話を感じさせる事例が多数掲載されています。各プロジェクトは、建築とインテリアの両面から紹介されており、自然素材の活用、持続可能性への配慮、周囲の風景との調和などが共通のテーマとなっている。建築が単に空間をつくるだけでなく、環境との対話を促すメディアであることを示す構成となっており、山岳建築の可能性を多角的に提示している。 英語表記、ハードカバー、224ページ サイズ:約24.7 × 28.8 × 2.3 cm(9.72 × 11.34 × 0.91インチ) 著者:Chris van Uffelen 出版社:Braun Publishing(2025年5月刊) ISBN:9783037683033
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Conversations on Architecture – Swiss Talks – About and Beyond
¥6,600
『Conversations on Architecture – Swiss Talks – About and Beyond』 イタリアにおけるスイス建築文化の多様性と国際的な対話をテーマにした書籍。 ローマ、ミラノ、パレルモを拠点とする学術機関「Instituto Svizzero」が、2017年から建築誌『Casabella』と共同で開催してきた公共プログラム「Swiss Talks」の成果をまとめた内容となっている。ミラノ、ヴェネツィア、パレルモなどで行われたイベントを通じて、スイス建築の思想・実践・社会的役割が多角的に語られている。 本書では、「観光時代の建築」「実験的な建築」「文化的越境としての建築」など、象徴的なテーマごとに章立てされており、各章では具体的なプロジェクトと簡潔なテキストを通じて議論が展開される。世代や専門領域を超えた建築家・研究者・キュレーターが参加しており、スイス文化に内在する多元的な視点が反映された構成となっている。 英語・イタリア語併記、ペーパーバック、144ページ サイズ:約24 × 17 cm 出版社:Caryatide(2025年1月刊) ISBN:9782493283252
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Moving Mountains Carl Fredrik Svens
¥16,280
『Moving Mountains: Carl Fredrik Svenstedt Architects』 石を素材とする建築は、山を彫刻するような行為であり、時間と空間に深く根ざした構造を生み出す——本書は、そうした思想を体現する建築家カール・フレドリック・スヴェンステットによる作品集。ローマ時代の石切場から採取された石材を用いた建築は、風景と調和しながらも力強い存在感を放ち、素材の物質性と詩的な空間体験を融合させている。 前半では、スヴェンステット建築事務所による4つの実作を紹介。公共施設から家具デザインまで、スケールを横断する設計思想と職人技が随所に見られる。後半はスケッチブック的構成となっており、実現済み・未実現を問わず、建築的アイデアの断片が集められている。建築とは「構築」ではなく「構想」であるという視点から、空間の可能性を探る試みが展開される。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250403-moving.mp4 英語表記、ペーパーバック、256ページ サイズ:約22 × 29 cm 出版社:Arvinius + Orfeus Publishing(2025年刊) ISBN:9789190045053
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AMAG 39 - Ivan Bravo / Santiago Valdivieso
¥12,650
SOLD OUT
『AMAG 39: Ivan Bravo | Santiago Valdivieso』 チリの建築家イバン・ブラボ(2002年設立)とサンティアゴ・バルディビエソ(2015年設立)の作品を特集した建築誌『AMAG』の第39号。両者の建築活動は、視覚芸術やデザインとの密接な関係のもとに展開されており、建築設計と並行してインスタレーションや展覧会のキュレーションなど、空間表現の多様な実践が含まれている。 本号では、ランドスケープの再構築を目的としたパビリオンや、芸術的介入を通じて空間の意味を問い直すプロジェクトが紹介されており、チリ建築界における文化的・批評的アプローチの一端を垣間見ることができる。建築と芸術の境界を横断する姿勢が、現代建築の可能性を広げるものとして提示されている。 https://ideaweb2.ideabooks.nl/videos/250436-amag39.mp4 英語・スペイン語・ポルトガル語併記、ハードカバー、186ページ サイズ:約24 × 32 cm 出版社:AMAG(2024年刊) ISBN:9789893602683
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Katsura: Imperial Villa
¥17,600
『Katsura: Imperial Villa』 桂離宮の建築的・思想的価値を再検証する、決定版ともいえるモノグラフ。17世紀に京都に築かれた桂離宮は、日本建築の粋を集めた空間構成と素材使いにより、ブルーノ・タウト、ル・コルビュジエ、丹下健三、磯崎新ら世界的建築家に多大な影響を与えてきました。本書では、未発表を含む松村芳治による写真、約200点に及ぶ実測図、歴史的資料を通じて、桂離宮の空間的特性と思想的背景を多角的に読み解きます。 ウォルター・グロピウスやフランチェスコ・ダル・コによる寄稿も収録され、モダニズム建築との接点や、普遍的な建築原理としての桂離宮の位置づけを探求。細部にわたる木工技術、庭園の構成、素材の選定など、視覚的・技術的にも高い完成度を誇る一冊です。 英語表記、ハードカバー、336ページ サイズ:約29.7 × 22.4 × 3.05cm 著者:Yoshiharu Matsumura(写真)、Arata Isozaki、Manfred Speidel、Bruno Taut、Walter Gropius、Kenzo Tange、Francesco Dal Co 出版社:Phaidon Press 刊行年:2025年 ISBN:978-1837290147
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Tropical Modernism: Architecture and Independence (V&A)
¥9,000
『Tropical Modernism: Architecture and Independence』 植民地支配の終焉期に誕生した「トロピカル・モダニズム」の建築思想と歴史的背景を再検証する一冊。英国の建築家ジェーン・ドリューとマックスウェル・フライが、バウハウス由来のモダニズムを熱帯地域に適応させた試みから始まり、独立後にはジャワハルラール・ネルーやクワメ・エンクルマらによって、自由・進歩・国際性の象徴として推進されました。 本書では、チャンディーガル(インド)やブラック・スター・スクエア(ガーナ)などの象徴的プロジェクトを通じて、建築と政治、脱植民地化の関係を読み解きます。アフリカやインドの建築家たちの視点も重視し、従来の植民地的な語りを批判的に捉え直す構成となっています。気候変動が進む現代において、地域性と普遍性を併せ持つ建築スタイルとしての再評価も促します。 英語表記、ペーパーバック、224ページ サイズ:約22.1 × 2.16 × 27.18cm 著者:Christopher Turner 出版社:V&A Publishing 刊行年:2024年 ISBN:978-1838510558